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「刑事の現場」第3回 外見の奥に潜む犯罪者の顔を暴く刑事の現場の凄さ [池脇千鶴]

今回は、出番が少なかった池脇千鶴さんが、長く出演したので、
大ファンの私としては、大満足だった。

このNHK土曜ドラマは、人は見かけによらない、ということを、
一貫して、言っているようだ。外見に、騙されてはいけないんだ。
今回も、邸宅の美人妻・曽根真里子(葉月里緒奈さん)が、なんと、
覚せい剤の運び屋という、設定だった。

この曽根を、瀬戸山瑞穂刑事(池脇さん)が担当で、追っていたが、
その応援ということで、加藤啓吾刑事(森山未來さん)が、
当てられたのだった。

加藤が、なにげに、「あんな普通の主婦が・・・」と言った時、
瀬戸山は、「普通の人間なんかいない、それを見抜くのが、刑事の仕事!」
と、強く、たしなめるのだった。

池脇さんと、森山さんのコンビは、なかなか、良かったな。
二人とも、演技がうまいし、そのやり取りが、小気味良かった。
池脇さんは、とりわけ、厳しい雰囲気で、瀬戸山刑事を演じていたが、
この厳しさが、池脇さんの1つの取り柄だね。

曽根の夫は、瓦の老舗メーカーの跡取りで、家は裕福で、一人息子も
ちゃんと育ち、自分は、専業主婦で、クラシック音楽に造詣が深く、
ピアノも弾けるという。
そういう真理子が、なぜ、覚せい剤という、恐ろしいクスリの運び屋になんか
なってしまったのか?

瀬戸山が見抜いたように、真理子は、仕事に忙殺される夫に、相手にされず、
とても、寂しかったから、のようだ。しかも、万引き癖があり、
それが、運び屋にハマっていく、きっかけだったのだ。

まあ、ストーリーとして、一応の説得性は、あるし、葉月さんを
起用したことで、私は、納得してしまった。
葉月さんは、いかにも、生活力の無い、柔軟性に乏しい、やつれた美人妻に、
びったりの女優だった。
ただ、プロのピアニストを目指した女性にしては、情熱に欠ける雰囲気だけど、
それも、年月が、そうさせた、と、考えれば、不思議ではなかった。

この運び屋事件では、覚せい剤の恐ろしさのアピールが、足らなかった。
曽根真理子に、加藤刑事は、息子のことを忘れている、と指摘したが、
それは、かなり、情緒的発言で、本来なら、覚せい剤の中毒の恐ろしさに
ついて、言うべきだったんじゃないかな・・・・

曽根真理子を逮捕して、連行中の車中で、息子を見て、泣く真理子の横で、
車外を見つめる、池脇さんの無言の表情が、今回のベストの表情だった。
このドラマは、池脇さんも含めて、登場人物の無言の表情が、
意味を持つ、落ち着いたドラマだと、思う。

今回は、もう1つの事件、息子の母親殺し事件が、ダブって進行していた。
俳優では、野下刑事を演じた、石倉三郎さんと、古川刑事を演じた、
忍成修吾さんの演技が、特に、良かったように思った。
この事件は、最近、良くある、親殺し事件の類型で、
父親(村田雄浩さん)が、身代わりになる、という浪花節的筋書きだった。

このドラマは、詳細まで、よく、整合性が取れているドラマと、感心してきたが、
今回、1点だけ、ちょっと、よくわからない部分が、この母親殺し事件にあった。
それは、息子の黒ぶちのメガネだ。

このドラマの冒頭で、この事件の捜査に、野次馬が出ているシーンがある。
その中に、犯人の息子が映っていて、どういうわけか、
黒ぶちのメガネを、しているんだ??

で、次に、古川刑事たちの前に現れた息子は、このメガネをかけていない。
このことから、古川は、息子に、疑義を抱くのだけど、なぜ、息子は、
わざわざ、メガネをはずしてきたのだろう?? 

最初のシーンでは、何も問題なく、しているのに??
犯行の発覚を恐れる、犯罪者心理から、どこかに、隠したのだろうか??
隠すなら、メガネ1つだ、そう簡単には、見つからないところだろう。

もし、そうなら、最後のほうのシーンで、父親に、伊勢崎刑事(寺尾聰さん)が、
お前は殺人をしていない、と迫るときに、使った、息子の黒ぶちのメガネは、
どこから、出てきたのだろう??
マジックミラーの観察室にいる息子が、そう簡単に、提供するとは、考えにくい。  

さあ、来週は、もう、最終回だ。
加藤刑事は、刑事だった自分の父親が、伊勢崎刑事と同僚だったことを知った。
そして、「生きて帰らなかった」加藤の父親を、強く批判した、伊勢崎。

予告編から、息子の加藤啓吾も、父親と同じ運命を辿るのか、心配になった。
4回で終わるのは、なんか、とても、残念。
続編が、ほしい!





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映画「犬と私の10の約束」犬の映画じゃなかった印象薄い映画 [池脇千鶴]

動物の映画は、私は、苦手だ。動物は、セリフしゃべらないので、
ホントのところ、何を考えているのか、分からないし・・・

でも、池脇千鶴さんが出演するというので、「犬と私の10の約束」
という映画を、見に行った。出演しなければ、行っていないところだ。

見終わってみて、この映画は、ともかく、人畜無害の映画で、
池脇さん言うところの、優しい映画であることは、間違いない。
悪い人は、誰もいない。
誰が作ったのか、「犬の十戒」の内容も、ともかく、いいと思う。

で、その「犬の十戒」をモチーフに、この映画を、制作したのだろう。
個々の部分では、私も、涙ぐんだ部分も、いくつか、あった。
でも、見終わって、映画館から、家路についても、なんか、
残る部分が、なかった。
心が引っかかる部分が、ほとんど、なかった・・・・

残ったのは、私が大ファンの、池脇さんのシーンばっかりだった。
主人公・あかりの大学時代(田中麗奈さん)の同級生を演じた、
池脇さんのファッションが、多彩で、あでやかで、よく、似合っていた。

卒業式のはかま姿や、ブティック?の店員の姿など、ファンとしては、
大満足だった。でも、獣医学部を卒業して、そういうとこに、
就職するのかなあ???  

あと、ある意味、暗くなりがちな、この映画に、とても、明るい
雰囲気を持ち込んだのも、池脇さんの役作りだった。
池脇さんは、こういう弾ける役って、とても、上手だ。

田中さんは、明るいという演技じゃなかったし、父親役の
豊川悦司さんも、どっちかというと、地味な役柄に、徹していたし、
恋人の星進役の加瀬亮さんも、手が不自由になったりして、暗かったし、
池脇さんの、弾けるような、明るさは、私には、救いだった。

主人公・あかりの子供時代(福田麻由子さん)から、成長して、
大学時代~社会人までのストーリーが、どう、「犬の十戒」に
リンクしていたのか、私には、ちょっと、疑問だった。

子犬のソックスを飼い始めたとき、母親(高島礼子さん)から、
「犬の十戒」を教えられた、あかりは、それを、遵守したのだろか??
大学時代は、ソックスを疎ましく、思っていた、あかり。
結局、「犬の十戒」なんて、守れない、と、この映画は、言いたいのだろうか?

少女時代のあかりは、14歳ぐらいだったと思うけど、14歳といえば、
思春期で、異性や、性に、すごく、興味が出る年頃だ。
ところが、福田さん演じる、あかりは、まるで、子供で、小学生低学年だ。
私は、そこには、かなりの違和感を、感じた。

この映画の設定は、庶民感覚から、ズレていた、と、思う。

あかりは、父親が医師で、かなり裕福な家に、育った。
父親が、我を通して、大学病院に、辞表を提出しても、
開業医の道が、ちゃんと、あった。しかも、高収入で。

あかりは、超難関と言われる、獣医学部へ、難なく、進学する。
そして、卒業後、ほとんど、不可能と思われる、今をときめく、
旭山動物園に、獣医師として、就職できちゃうんだ。ありえないぜ。

そんなに、超恵まれていた、あかりが、病気で、母を失ったからといっても、
まあ、それは、仕方ない、としか、思えなかった。
同情する気には、なれなかった。感情移入できなかった。

幼馴染の星進は、事故で、プロのギターリストの道が、心配になるが、
ソックスが、精神的ケアを行い、あかりは、無事、進と、結婚するんだ。
なんだ、9割方、いいことだらけじゃん、あかりさんよ!

その一方で、ソックスは、あかりに、十分、可愛がられないまま、
10年間の、短い人生を、閉じてしまうんだ!!
だから、悪いことだらけじゃん、ソックスよ・・・・・
ソックスが、セリフしゃべれたら、どう思っているか、聞いてみたいよ。

「犬の十戒」を守らなかった、あかりが、超幸せになっていくのに、
それでは、ソックスが、あまりにも、可哀相だとは、思わない?!
だから、これは、「犬の映画」じゃないんだと思う。

人生の孤独に、耐えられなかった、あかりが、ソックスにより、
癒されて、幸せになっていくという、「あかりの映画」だったんだ。
そんな話、面白くも、なんともないぜ、いい加減!!

だから、この映画、見終わっても、心に残らなかったんだ。
あまり、人に、薦める気にも、なれないんだ。

私は、到底、「犬の十戒」を、守れそうにない。
十戒を、まじめにやったら、自分の生活の自由が、無くなること、明らかだ。
そうまでして、犬を飼う気には、とても、なれない。
私は、孤独に、絶対、負けないので、犬なんか、必要ないぜ!!!





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「刑事の現場」第2回 近来稀に見る上質のTVドラマに感動した [池脇千鶴]

「48時間の壁」と題した今回は、とても、見ごたえのあるドラマだった。
もしかしたら、最近では、ベストワンのドラマかもしれない。

そのことを書く前に、私が大ファンの池脇千鶴さんのことを、書く。
まず、度肝を抜かれたのが、池脇さん演じる、瀬戸山刑事が、
放火犯の疑いのある男を、投げ飛ばしたことだ!!!!

電光石火の早業だった。日本女子柔道も、金メダルを取る時代だ。
こんな、女刑事が、いてもおかしくない。
でも、童顔アイドルだった池脇さんが、訳ありの、人妻子持ち刑事を
演じて、様になっているのは、過ぎ去った年月の、長さを感じる、私だった。

笑顔もいいけど、厳しい顔をする池脇さんの顔つきも、私は好きで、
それは、三井リハウスCMや、映画「大阪物語」以来、
変わっていない、池脇さんの魅力の1つだ。

瀬戸山は、ドラマで展開する事件に、直接的に、絡んでくることは、少ない。
むしろ、伊勢崎(寺尾聰さん)に代表される、団塊の世代の刑事をサポートしたり、
加藤(森山未來さん)に代表される若者刑事の面倒を見たりと、
老若二世代の橋渡し役的な役割を、果たしている。
そういう意味では、池脇さんは、良く演じていると、私は、思う。

さて、今回のストーリーは、夜間に不審者として、加藤と古川(忍成修吾さん)
が職務質問した老年の男が、暴れて、公務執行妨害で、逮捕されたことから、
始まっていった。

この老年の男・鵜飼(原田芳雄さん)は、かって、加藤の小学校の先生であり、
教師だった。そうではあるが、そんな男が、もしかしたら、1年前の
タクシー運転手殺害事件の犯人じゃないか、と、伊勢崎は、目をつけ、
物語は、展開していった。

ただ、別件の取り調べであるため、題名にある「48時間」以内に送検
する必要があった。
そこで、伊勢崎や加藤たちは、必死に、鵜飼を、取り調べたり、捜査して
回るのだった。

この鵜飼を演じた、原田芳雄さんの演技が、実に、素晴らしかった。
また、鵜飼の諸々の条件を設定した、脚本に、整合性があり、説得性が高かった。
つまり、鵜飼の孫娘を、交通事故ではねて殺して、知らん顔をしている
タクシー運転手に、殺意を抱いた、鵜飼の気持ちは、痛いほど、分かった。
そして、殺人者でありながら、見知らぬ女子高生の自殺を、阻止しようとした
努力は、人間の複雑な心理を、描写していて、とても、リアルだった。

第1回について、ここのブログで、加藤を、先輩刑事たちが、「ぼうや」と
蔑称して、けしからん、と、私は、クレームを書いたが、
今回は、そういうことはなく、むしろ、加藤を信じて、鵜飼の自白をさせた
シーンは、なんか、涙ぐんでしまった。
それは、原田さんの好演は言うまでも無く、森山さんや、寺尾さんの
演技が素晴らしかったからだ。

言うのが遅くなったが、寺尾さんの演技も、今回は、出色の出来だった。
セリフが自然で、表情に、深い心理描写を込めていて、さすがは、
ベテラン俳優だと、感心した。

あと、ひしひしと迫ってきたのが、タクシー運転手の母親役をやった
ベテラン女優のセリフだった。
この女優は、良く知らないけれど、たった一人の息子を殺されて、
1年を経て、まだ、犯人も捕まっていない状況の母親の気持ちを、それこそ、
120%も、視聴者に、伝えられたんじゃないか、と思った。

脚本がしっかりしていて、出演者の演技が、みな上手だった第2回。
こんな出来の良い、いろいろ考えさせられる刑事ドラマに、
最近、出会ったことが無かった。

いやいや、刑事ドラマという限定ではなくて、すべてのTVドラマと
比べてみても、内容の濃い、素晴らしいTVドラマだった、と言える違いない。
こういう、いいTVドラマが、もっと、増えて欲しい。
この「刑事の現場」は、4回で終わってしまうけど、同じキャストで、
続編を、やってほしいな。






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映画「犬と私の10の約束」初日舞台挨拶 [池脇千鶴]

愛犬家でも、なんでもない、私が、朝から、東京の有楽町まで、
足を運んだのは、「犬と私の10の約束」の映画に、私が大好きな女優
・池脇千鶴さんが、初日舞台挨拶に立つ、と聞いたからだ。
生の池脇さんを見ることが出来るのは、私には、初日しかなから。

約2時間の映画が終わって、いよいよ、舞台挨拶の準備が始まった。
芸能関係のマスコミが、大勢、来ているのが、判った。
ピカデリー1は、800席満席で、映画で、これだけ入ると、壮観だ。
私は、早く、池脇さんが現れないかと、心臓がドキドキだった。

本木監督に続いて、池脇さんが、歩いてきて、舞台の上に上がった。
薄い茶色のファッションで、ミニスカートのため、綺麗な足が、丸見えだ!!!
ストレートの黒髪で、色白の池脇さんに、よく似合っている。
いつもどおり、パッチリした、大きな眼は、魅力的だ。

他に、田中麗奈さん、豊川悦司さん、高島礼子さん、加瀬亮さん、福田麻由子さん
に加えて、老年時代の犬・ソックスが、トレーナーと登壇した。
しかし、私は、池脇さんばかり見ていたので、他の役者は、どうでも良かった。
ただ、豊川さんが、やはり、背が高く、足が長いのに、驚いたことと、
加瀬さんが、小柄で、かなり、言葉少なかったことが、印象的だった。

わが池脇さんは、主役じゃないので、最後に、コメントする番が回ってきた。
主役の時の池脇さんは、自分ばかりしゃしゃりでるのは、良くないと思うのか、
控えめなコメントが多い。
ところが、今回は、主役じゃない気楽さからか、けっこう、ハイテンションで、
話していたのが、私には、珍しかった。

池脇さんは、花粉症か、風邪気味なのか、鼻声ですみませんと、
前置きしながら、いくつかのコメントを、嬉しそうに、話していた。

池脇さんは、こういう心優しい作品に出演するのは、珍しいので、
出演できて、嬉しかった、と、言っていた。

池脇さんと一緒に出演した、頭が毛でモコモコの犬について、質問されると、
やんちゃで、とても、可愛い犬だった、と、思い出すように、
池脇さんは、話していた。
あと、ドッグフードか何かを、用意していて、撮影の合間に、
ワンちゃんに、あげていたみたいだ。

映画館で購入した、この映画のパンフレットを見ると、
池脇さんが、10の約束の中で、一番共感するのは、
10番目の、
私が死ぬとき、お願いです。
そばにいてください。
そして、どうか覚えていてください。
私がずっとあなたを愛していたことを。
だそうだ。

うーん、シリアスな演技が上手な、池脇さんらしい選択だね。
私は、犬を飼うつもりはないので、この10番目は、
家族のための言葉になるのかな・・・・・・

池脇さんは、このあと、5月に、映画「丘を越えて」の公開を控え、
実写映画「火垂るの墓」の公開が、7月5日に決定した。
5月の初日舞台挨拶にも、行きたいな。凄く、楽しみ。
7月は、池脇さんが、初日舞台挨拶に立つかどうか、分からないので、
今は、なんとも言えない。

8月にも、映画「20世紀少年」があるけど、まあ、これは、
池脇さんの初日舞台挨拶は、まず、ないね。
池脇さんが、エリカ役を、どんな風に演じるか、だけが、興味かな。





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映画「20世紀少年」と池脇千鶴の端役に対するスタンス [池脇千鶴]

今年8月、公開予定の映画「20世紀少年」に、私が大ファンの、
池脇千鶴さんが、ちょい役で、出演するという噂が、少し前から、あった。
最近、この映画の、30人~40人もの、出演者第一陣の発表があり、
その中に、確かに、池脇さんの名前も、含まれていた。

その後、池脇さんの公式HPにも、少しだけ、出演します、との、
記載が出て、アルバイト店員という端役で、池脇さんが、出演することが
確定した。

2007年は、映画女優一筋の、池脇さんにとって、冬の時代だった。
なにしろ、映画に出演したのは、アニメ映画「ピアノの森」の
声優だけで、実写の映画は、1つもなかったのだから。

映画「丘を越えて」が、2007年11月公開予定だったから、
予定通り、公開されていれば、1つの実写映画は、あったはずだった。
ところが、この映画は、今の時点でも、公式HPは出来ず、不透明なままだ。
再来月の5月に公開、という情報が、あるが、果たして、
どこまで、信じていいのやら・・・

しかし、2008年に入って、池脇さんの出演映画が、続々と、出てきた。
1月は、「音符と昆布」という、ユニークな映画に出演し、池脇さんは、
かなり、いい演技を見せ、巷間の評判も良かった。

そして、今月15日に公開される、映画「私と犬の10の約束」にも、
出演している。まあ、これも、メインの役柄でないけど、
そういう役柄もやっていこうという、積極的な姿勢が、見える。

韓国映画に主演する、という、耳よりなニュースも、入ってきている。
隣国からのオファーというのは、私は、ほとんど、想定外だった。
しかも、池脇さんは、せっせと、そのオファーを受けて、
今月、北海道は、紋別で、ロケに参加しているのだ。

さらに、上記したように、映画「20世紀少年」にも、出るという。
これまで、TVや映画で、主役級で、活躍してきた、池脇さんにとって、
映画でのちょい役は、なかったと思う。
そういう意味では、池脇さんの、女優人生の、転機を、象徴する
映画出演なのかもしれない。

TVでは、2007年は、NHK大河ドラマ「風林火山」の
三条夫人役を好演して、全国津々浦々に、池脇千鶴を、アピールした。
同時に、けっこう、型破りのTVCM、キリンの、のどごし生のCMに、
ぐっさんと出演して、池脇千鶴の存在を、やはり、アピールした。
なかなか、評判のCMだった。今年のチュートリアルは、存在感が希薄だね。

私は、2007年の、TVドラマやCMでの活躍を、2008年の映画での
活躍につなげようとする、池脇さん自身とその事務所の作戦なんじゃないかと、
思う。今やっている、e-TAXの仕事も、思った以上に、
いろんな所に、池脇さんは、露出して、その存在を、アピールしている。

私は、最近、毎日、池脇さんの魅力的な声を、聴いている。
というのは、FMのレディオ湘南で、毎朝、7時直前に、
池脇さんの、e-TAXの宣伝の声が、入るからだ。
この可愛いらしい声を聴くと、よし! 今日一日頑張ろう! という
気持ちになるんだ、私は!!

以前から、池脇さんは、CMに出すぎると、女優業に悪影響がある、と、
断言していたし、TVのバラエティ番組は、映画の宣伝以外は、出ないと、
宣言してきた。その矜持を守りながら、自分の存在をアピールして、
映画出演のオファーを、絶やさないようにしてきたのだ。

「20世紀少年」に、端役でも、出演しようと、池脇さんが、決めたのは、
まずは、浦沢直樹さんのコミックが好きだということ。ネットのインタビューで
そう言っていたから。だから、脚本が、気に入ったのだろう。

アルバイトの店員・エリカ役が、自分の経験したことの無い役柄だと
いうことも、大きいと思う。チャレンジ精神旺盛な、池脇さんは、
冒険の無い、ありきたりの役では、我慢できないと、思う。

もう1つは、どんな役でも、たとえ端役でも、自分の主義を曲げなければ、
ドンドン、映画に出よう、ということにしたんじゃないかと、思う。

あとは、池脇さんが、童顔アイドルから、一皮剥けて、大人っぽい雰囲気が、
業界から、認知されたのでは、ないかということ。で、池脇さんが気に入るような、
オファーが、増えているのではないか、と、私は、勝手に、推測している。

その1つの証拠と思われるのは、いま、始まっている、NHKの土曜ドラマ
「刑事の現場」で、演じている、池脇さんの姿だ。
いろんなブログで、池脇さんは、大人っぽくなった、と書いてある。
確かに、森山未來さんのお姉さん的存在だし、同じ年生まれで、
池脇さんより8ヵ月お兄さんの、忍成修吾さんよりも、池脇さんは、貫禄がある。

池脇さんが、童顔アイドルではなく、大人の女性として、映画やTVドラマに
大活躍して欲しい、と、私は、強く願っている。






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「刑事の現場」第1回 団塊世代に媚びたアンフェアな展開に疑問 [池脇千鶴]

NHK土曜ドラマ「刑事の現場」が、3月1日から、始まった。
私が大ファンの池脇千鶴さんが出演するというので、待ち遠しかった。
池脇さんは、刑事役で、柔道・剣道ともに3段という猛者!?

この第1回、池脇さんは、私からすれば、顔を見せた程度だった。残念!
でも、それは、仕方が無い。
今回は、団塊世代のベテラン刑事・伊勢崎彰一(寺尾総さん)と、
新米刑事・加藤啓吾(森山未来さん)が、主役だから。

公式HPによれば、このドラマは、犯人探しの謎解きよりも、
団塊の世代と、若い世代が、混在する刑事の現場を、描き出したい、
ということだそうだ。そういう趣旨の話も、面白いと、思っていた。

ところが、この回を見て終わって、強く思ったのは、アンフェアだなあ、
ということ。なんか、あまりに、団塊の世代(ベテラン)が正しくて、
いまどきの世代(新米)は、全然、ダメ、という図式に、ハマっていないか??

まず、違和感があったのが、加藤を、「ぼうや」と呼んで、バカにしていることだ。
いくら新米でも、もう、成人しているし、職場の上司や先輩から、「ぼうや」
呼ばわりは、時代錯誤で、そんな雰囲気だから、若い刑事が、定着しないのでは、
ないか?? このドラマは、それを、刑事の現場の問題として、提起している
ようには、とても、思えなかった。ベテラン俳優陣への、製作側の媚か??

この回の、主婦殴打事件は、結局、伊勢崎の鋭い観察力と第六感で、
犯人逮捕に至った。それは、それで、凄いと思う。実際に、そういう刑事がいて、
いろいろな事件を、解決してきているのだ、と思う。

一方で、合理主義者の若手刑事・岸田渉(浜田学さん)が、今はやりの
IT機器などを活用しようとするが、どうも、使いこなせていない感じだ。
確かに、捜査対象を広げるだけでは、焦点がぼけるし、膨大な資料や情報を、
IT技術で収集しても、それを、処理する時間や、人員を考えると、
諸手をあげて、賛成は、できない。

やはり、なにか、時代に即応した、やり方を開発しないと、伊勢崎みたいな、
古典的な捜査方法には、かなわないと思う。

私は、将棋が好きなので、プロの棋士に、例を取ると、以前の棋士は、
経験第一で、長く将棋をやっているベテラン棋士が正しくて、新米棋士は、
勝ち目が無い、と、信じられてきた。

ところが、現在、最強の棋士といわれている、羽生善治さんは、ハイティーンのころから、
名だたるベテラン棋士を、次々と破り、IT時代の寵児となった。
羽生さんに代表される若手棋士たちは、ベテラン棋士たちが感覚的に把握していた
大局観を、IT技術を基にデータベース化した情報と、第六感とを、融合させて、
進化・確立してきたのではないか、と、私は、思っている。

話が、将棋に脱線したけど、言いたいのは、今回描き出された「刑事の現場」は、
なんて、時代遅れなんだろう、と、いうことだ。その現状に、ベテラン刑事たちが、
問題意識も、危機感も、持っていないように、見えるところが、大問題だ。

伊勢崎が、加藤に、自分のノウハウを、どう伝えていくのか、という重要な点も、
昔の職人のように、加藤は、伊勢崎の後を付いて回って、体得しろ、ということ
だけのような気がして、そんなプリミティブな方法だけで、ベテラン刑事の
経験や捜査技術を、新米刑事に、効率的に、伝達できるのか、疑問だった。

どんどん、ベテラン刑事が、定年で辞めていくこの時期に、そんなにのんびりしていて、
時間が、足りないんじゃないの?? 大丈夫なのかなあ・・・・・・

池脇さん演じる、人妻刑事・瀬戸山瑞穂は、伊勢崎のことを認めているようで、
それはそれでいいけれど、瀬戸山自身の捜査の考え方や、方法論は、この回では、
まだ、開陳されなかった。それよりも、ドラマの終わりのほうで、夫ともめている
ような電話を、母親?と、していたことのほうが、私個人としては、気になった。

副署長の桐島奈津子役の、真野響子さんを、久しぶりで、TVで、
見たような気がする。真野さんの役柄の詳細も、今回は、明確にされず、
次回以降へ持ち越しだけど、パチンコをしている姿が、妙に、印象的だった。

私としては、ベテラン刑事の長所と短所、新米刑事の長所と短所を、
フェアに、描いてほしいな、ということだ。
新米刑事の良さに気づかないんだったら、いくら、ベテラン刑事が、
がんばっても、刑事の現場に、未来は、無いと思うよ。






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映画「犬と私の10の約束」猫好きな池脇千鶴がどんな演技をするか!? [池脇千鶴]

私が大ファンの池脇千鶴さんが、来月、3月15日から公開される
「犬と私の10の約束」という映画に出演するというので、この映画に、
興味を持ってきた。

そんな折、TV東京で、この映画の紹介番組があったので、見てみた。
この映画の題名にある、「10の約束」とは、世界中で話題になっているという、
「犬の10戒」のことで、犬の飼い主のあり方を、10か条に、綴ったものだ。
「犬の10戒」は、作者不詳で、なんか、「千の風になって」の歌詞みたいだ。
10戒なんて言葉を使うところをみると、作者は、キリスト教なのか。

この映画には、原作本があり、「犬と私の10の約束」という単行本は、
ベストセラーとなり、37万部も、売れているということだ!!
私は、まだ、読んでいないけど、「犬の10戒」の関連本は、次々と、
出版され、大きな書店では、「犬10」コーナーが、出現するほどだという。

この映画の主役・斉藤あかりを、田中麗奈さんが演じている。
どうも、獣医の役らしい。家の庭に現れた、子犬を発見した女の子が、
拾って、育てて、共に大きくなっていく、というのが、ストーリーの骨子らしい。

この女の子・斉藤あかりを、子供時代は、福田麻由子さんが、大人時代を、
田中さんが、演じるのだ。あかりの両親を、豊川悦司さんと、高島礼子さんが、
演じて、あかりの幼馴染で、同級生だった、星進の大人時代を、加瀬亮さんが、
演じるとなれば、なんか、凄い、豪華なキャストだね。

それに、実力派女優の、わが池脇さんが加わるわけで、ますます、役者陣は、
充実してくる。池脇さんの役柄を、よく知らなかったんだけど、
大学時代のあかりの友人役で、井上ゆうこというのを、演じるらしい。

ちょい役じゃないか、と、思っていたけど、TV東京の、この番組を見ると、
いろんな場面に、田中さんと出演しているみたいで、予想よりも、
出てくる回数が、多いらしいので、ちょっと、嬉しかった。

このように、池脇さんが、私の予想以上に、顔を出すみたいなので、
ぜひとも、この映画を見に行きたいが、1つだけ、心配がある。

だって、この映画、愛犬家の映画だよね。TV東京を見て、マジ、そう思った。
なんか、「犬の10戒」を読んだだけで、号泣した愛犬家も、いたみたい!!?

だから、映画館で、私の周囲は、みんな愛犬家で、おいおい泣いていたら、
泣きそうもない私は、かなりな、異端者に、なってしまうんじゃないか、
という心配だ。

大体、動物の映画なんて、私は、感情移入して、泣いたことなどない。
まあ、元々、そういう映画を見ないので、あまり、偉そうに、言えないけどね。

脇役だけど、池脇さんが、この映画の公開初日舞台挨拶に、出てくるのかどうか?
もし、初日舞台挨拶に出てくるなら、また、生の池脇さんに、出合いたいなあ。

でも、池脇さんは、大の、猫大好き、女優だ。
猫を、四匹も、飼っているとか。猫は、自分の主義を通して、媚びない、
池脇さんには、ピッタリのペットだ。

だから、初日舞台挨拶で、池脇さんは、犬よりも猫が好き、とか、
「猫の10戒はないか」、なんて、発言しそうだ(笑)。
会場の愛犬家から、誰だ、こんな女優連れてきたのは!
とか、抗議が出そうだ(汗)。

単なる、ペットの犬様様の映画じゃなくて、豪華キャストを
つぎ込んだだけのある、見ごたえのある、いい映画に、なっていると、いいな。

この映画の舞台は、函館で、数年前に、旅行したことを、思い出す。
函館は、とても、良かったね。天気が良くて、函館山からの展望が、
素晴らしかった。

函館の町並みも、北海道の他の市町村とは、かなり、異なっている印象で、
本州からの影響を色濃く受けていると、思った。
この映画は、そんな函館の町並みも、楽しめるので、それも、期待したい。





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映画「音符と昆布」 2回目鑑賞で発見したいくつかの事 [池脇千鶴]

公開初日に見た、映画「音符と昆布」の2回目の鑑賞に、行ってきた。
朝早い回だったのに、意外と、観客が多くて、ビックリした。
この映画は、公開日がいきなり決まったり、前宣伝も乏しかったけど、
見た人の評判は、案外いいようで、口コミで、広がっているのかな?

映画は、2回目を見ると、1回目では、見えなかったことが、見えてくる。
この映画の最初の映像に、あの街灯が映っているなんて、今回、初めて、
気づいたよ。しかも、点灯していたように、思えたけど、それは、
私の見間違いか? 点灯してたとすれば、とても、面白い。

アスペルガー症候群の主人公・小暮かりん(池脇千鶴さん)の本質が、
「超孤独」、と、理解した1回目の鑑賞だったが、それを知って、2回目を見たら、
最初の方で、かりんが、つけられた変なアダナも、他人とのつながりだ、
と言って、妙に、大切にしているようなシーンで、不覚にも、涙が
流れてしまった。こんなに、涙もろい私では、ないはずなんだけど・・・・・

今回、父親(宇崎竜童さん)が帰宅したとき、かりんが起きてきて、
「おかえり」と、当然のように、あっさり言う、かりんの言い方が、おかしかった。
それに続いて、死んだ母親の口真似をするかりんのシーンでの、池脇さんの演技、
絶品だね。深層心理で、無意識に、両親が別れた訳を、妹のももに、
説明しているんだろうか??

かりんと、もも(市川結衣さん)の姉妹洗顔シーンは、かなり、好評だけど、
今回、特に、印象に残ったのは、かりんが、プラたわしで、顔面を、ゴシゴシ
こすっていて、池脇さん、痛くないのかな、と、マジに、思った。

それと、ももが、洗面台から去っても、洗顔しながら、ひとり、独白するかりんを
演じた池脇さんの演技に、ジーンときた。話し相手が、欲しかったんだ・・・・

1回目鑑賞の時も、好演しているなあ、と、思った、市川さんの演技だけど、
今回、じっくり、見て、かりんに言う、もものセリフが、とても、自然で、
普段着で、リアルだなあ、と、また、感心してしまった。

2回目を見に行く前に、この映画のオリジナルサウンドトラックが、
発売されていたので、何回か、聴いていた。

音楽には、多少、慣れているつもりだけど、映画の中で、かりんが、
ピアニカで吹いている、フレーズが、エンドロールの前に流れる、
「Soul Mate」の主題だったんだね。
池脇さんの吹き方が、たどたどしかったので、全然、気がつかなかった。

この「Soul Mate」という曲は、とても、いい曲だね。
歌っているCHIX CHICKSも、歌、うまいし。

このサウンドトラックは、Tokyo Grand Orchestra
が、演奏している。クラシック音楽的な、バックミュージックが、
私の心に訴えて、なんか、涙もろくなってしまったのかな、なんて、
思った。

CDに付いていた小冊子を読むと、この曲を作ったのは、
村上達哉さんという、音楽家で、中島美嘉さんの「雪の華」の
ストリングスアレンジをやったんだって! へー、そうなの!

村上さんは、かりんと、ももが、険悪になったとき、
かりんが、ピアニカで、吹いた、この「Soul Mate」のテーマが、
ももに、かりんを受け入れる決意をした、と、説明している。

うーん、2回目、見たときも、そこまでは、感じなかったな・・・
3回目以降、この村上さんの指摘を、確認してみようと、思う。

「Soul Mate」は、歌曲だけでなく、ピアノ曲も
このCDに、収録されている。映画では、どのシーンで、流れたのか?
ピアノで演奏される、「Soul Mate」も、心に沁みてくる
いい曲だね。こういう演奏を出来るピアニストを、私は、
とても、尊敬する。

3回目以降の、映画館鑑賞は、まだ、未定だけど、忙しさに追われ、
月日が経って、結局、DVDを、購入しそうな気がする!?



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池脇千鶴が刑事役だって!? しかも、柔道・剣道3段!? [池脇千鶴]

先日、ここのブログで書いた、NHK土曜ドラマ「刑事の現場」の
公式HPが、できたよ!

http://www.nhk.or.jp/dodra/keiji/html_kei_cast.html

いよいよ、3月1日(土)21時から、第1回が、始まるんだ。
それによると、私が大ファンの池脇千鶴さんは、なんと、刑事役だよ。
初めての刑事役だ!!

しかも、結婚して、1児の母で、職場復帰して、刑事やっているんだ。
なんか、夫は、別居しているなんて、書いてあるぜ!?
また、母親役だ。昨年の「風林火山」でも、母親役だったね。

26歳の池脇さんだから、母親役で、当然だよ。
20代後半になっても、セックスもしない、お嬢さま役に、固執している、
日本の女優が多い中、池脇さんのスタンスには、いつもながら、感心する。

驚いたのは、柔道3段、剣道3段だって・・・・・
まあ、女刑事なんだから、柔道や剣道ができても、不思議は無いけど。
あの可愛いらしい、小柄な池脇さんが、柔道と剣道とは、面白いね。

だから、この役、引き受けたのかな?
池脇さんは、新境地の役柄に、とても、興味を示すし、それを、生きがい
みたいにしているところあるから。

まあ、NHKでは、かって、「火消し屋小町」という連続TVドラマに、
池脇さんが、出演することになって、女消防士なんて、そんな役、大丈夫かな、
と思ったことを、思い出す。結果は、全然、大丈夫で、女消防士・南夏子を
演じた池脇さんは、自分の新しい魅力を、開拓することに、成功したのだった。

池脇さん演じる女刑事は、瀬戸山瑞穂という名前だ。
『頑固な性格で、人間観察は鋭い』女性だそうで、池脇さんのことみたいだ。
団塊世代の老刑事・伊勢崎彰一(寺尾聰さん)に、シンパシーを持つ、とある。

その伊勢崎は、叩き上げのベテラン刑事で、一見、クールだけど、
内心は、暖かい人物。そういう人物に、どのように、瀬戸山は接していくのか、
池脇さんの演技が、とても、楽しみだ。

伊勢崎は、新人刑事・加藤啓吾(森山未来さん)を、一人前にしようと、
がんばる見たいだ。その啓吾は、正義感が強く、真面目だけど、優しい男。
いわゆる、現代の若者代表としての啓吾を、森山さんが、どう演じるのかも、
とても、興味深いね。

現代の若者は、正義感や真面目や優しいヤツだけが、代表じゃない。
若手刑事のリーダー格・岸田渉(浜田学さん)は、合理的で要領がいいヤツで、
これまた、現代の若者の代表格だろう。年寄りの伊勢崎のやり方に
批判的で、現代の組織の、どこにでもいるような、存在なんだろう。

啓吾と、岸田の間に、位置するのが、若手刑事の古川良介(忍成修吾さん)
みたいだ。ちょっと微妙な役柄を、忍成さんが、どう演ずるのか、
これも、興味あり。
池脇さんと、忍成さんは、かって、人気TVドラマ「太陽の季節」で、
共演したことがある。なんか、懐かしい組み合わせだ。

ヘタレの若い巡査・木島昭太を演じるのが、三浦アキフミさんだ。
オタク系とも書いてあり、これも、現代若者の1つの代表かな。

先日のここのブログで、高齢者TVドラマなんて、書いてしまったけど、
どうして、どうして、けっこう、若者のTVドラマっぽいじゃない!?

高齢者に眼を向けると、団塊の伊勢崎の理解者として、警部補の
野下浩美(石倉三郎さん)、鑑識の守本真二(宇崎竜童さん)が、いる。
3人が集まって、若者の悪口ばっかり、言うのかなあ・・・・・

よく分からないのが、副署長の桐島奈津子(真野響子さん)だ。伊勢崎の
同僚だったこともあるとかで、年齢からいえば、伊勢崎の理解者なのか??? 
立場が違うので、ホントに、理解者になれるのか???

むしろ、オバサンの桐島と、幼子を抱えた瀬戸山の、女の対決があれば、
面白いかもね。
ベテランの真野さんに、池脇さんが、どんな迫力を見せるのか?
池脇さんは、全4回、全部に出演するみたいで、今から、すごい、楽しみだ。


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「DIGICAN」3月号 池脇千鶴インタビュー [池脇千鶴]

私が大ファンの女優、池脇千鶴さんの公式HPページに、
雑誌掲載情報として、「デジカン」(2月1日配布開始/フリーペーパーです)
なんて、書いてあったのが、困惑の始まりだった。

「デジカン」って、聞いたことない?? フリーペーパー??
ネットで調べてみると、どうも、DVDとか、CDに関するフリーペーパーらしい、
ということが分かったので、2月になったら、貰えばいいや、なんて、思っていた。

で、蔦屋に行って、聞いてみたら、そんなの、置いてないって、あっさり、言われた。
えーっ、どこにあるの???  いろいろ、調べたけど、なかなか、分からなかった。
だから、やっと、手に入れた時、『ヤッターァ!!』と、叫んでしまったぜ。

正式には、「DIGIKAN」で、
DIGITAL COMMUNICATION AMENITY NETWORK の略だとか・・・
たった、23ページの超薄い冊子を探すと、あった、あった、あった!
わが池脇さんのインタビューが!!!

『音符と昆布』という表題がつき、”自閉症の1つであるアスペルガー症候群の
女性という難しい役に挑んだ池脇千鶴さんにインタビュー” と、副題があった。

その右には、池脇さんの、小さいフォトがあった。
半身像で、藍色みたいな色のワンピース?を、着ている池脇さん。
微笑んだ顔に、ウェーブがかかった、長い髪が、とても素敵だ。

映画「音符と昆布」に出演した理由について、『新しいことをやってみようと思いました』
と言っている。私の予想通りだ。池脇さんは、新しいことをやってみたいのだ。
映画「ナイスの森」に出演した理由も、そう言っていたな。

面白かったのは、この「音符と昆布」が、低予算、短期間、少ないスタッフとキャスト
だったことを、あっさり、バラしていた上で、『そんな状況でも映画ができる』と
再確認した、と、言っていることだ。いかにも、池脇さんらしい。
あの名作の誉れ高い、映画「ジョゼと虎と魚たち」が、低予算だったことは、
有名な話だ。

映画「音符と昆布」の主人公・小暮かりんは、一見すると、ハチャメチャに
見えた。ところが、池脇さんは、『彼女(かりん)のこだわりには統一感があるので、
理解できないと思ったことはありません。』と、はっきり言っていることに、
私は、かなり、注目した。「統一感」という、フレーズが、気になった。

まだ、この映画を1回しか見ていない私には、池脇さんみたいな理解は
無理だけど、今後、何回も見て、池脇さんの言っていることを、検証したい、と思う。

池脇千鶴の女優とは? という質問に、
池脇さんは、
『作品全体が見る人にきちんと伝わるように、
  役として”生きられる”表現者になりたい』 と、答えていた。

たとえ、主役をやっても、女優としては、映画における、1つの役割を
果たすだけであることには、間違いない。
自分が出演した映画が、全体として、見る人にきちんと伝わるかどうかは、
共演者や、撮影スタッフや、統括する映画監督の力量などが、総合的に
大きく影響することだろう。

ただ、はっきりしていることは、池脇さんが、素晴らしい演技をすれば、
それに影響されて、共演者やスタッフも、いい仕事をする確率が
高くなるということだ。もちろん、いい演技をする人に影響され、
池脇さんも、ますます、いい演技になるという、いい循環になれば、最高だ。

池脇さんには、自分の信じた、女優の道を、堂々と、歩んでほしい。



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