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映画「インビジブル・ウェーブ」浅野忠信とカン・へジョンの裸体が綺麗 [映画]

2007年5月公開の、映画「インビジブル・ウェーブ」を、
新作DVDレンタルで、見た。
タイ人の監督と脚本で、主演は、日本人の浅野忠信さん、共演は、
韓国人のカン・へジョンや、香港のエリック・ツァンなどで、
タイ、オランダ、香港、韓国の合作映画だ。これは、洋画なのか、邦画なのか。

香港のレストランで働く、料理人のキョウジ(浅野さん)は、
どういうわけか、ボスの妻に、手を出してしまう。
不倫なので、キョウジは、ボスに、殺されかねない事態だ。

ところが、ボスは、キョウジに、妻を殺すように、命令する。
日本的には、そう、あっさり、妻を殺さないのが、普通だけど、
この映画では、キョウジは、好きになった人妻を、殺してしまうのだ!?
しかも、毒殺という方法で・・・  

毒殺は、屈強な若い男が取る手段ではないと、心理学の本に書いてあったが、
悶え苦しんでいくシーンは、凄いものだったな。
この人妻を演じたのは、久我朋乃さんという女優で、パンツ1つで、
悶える姿は、けっこう、エロかったが、年齢は、なんと、48歳!!

ボスは、キョウジに、タイのプーケット島に行くように命じた。
普通に考えれば、キョウジは、その島で、ボスに、殺される、と、思う。
ところが、キョウジは、一見、のほほんと、プーケット島に、向かうのだった。

そこからは、まさに、ロードムービーといっていいだろう。
しかし、楽しい旅ではなくて、キョウジは、船旅の船内で、
いろいろな、ひどい目にあう。

部屋は、狭くて、汚いし、シャワーは変なときに出る。折り畳みベッドは、
跳ね返ってばかりで、寝るのも大変だった。
ドアが、室内から開かなくなって、外へ出られなくて、往生する。
こんなシーン、ユーモアのためにあるのかどうか、分からないが、
強烈なお笑い旋風に慣れてしまった私は、なんか、違和感があった。

キョウジは、船内で、ノイという、あかちゃんを、抱いている、若い女性に出会う。
キョウジは、人妻を毒殺したばかりなのに、ノイに恋したみたいだ。
余談だけど、赤ちゃんをあやす、浅野さんの声が、妙に、優しかったぜ。

結局、キョウジは、ボスが放った殺し屋(光石研さん)に後をつけられ、
ホテルの部屋には、強盗に入られ、散々な目に逢う。
さらに、その殺し屋に、銃で撃たれて、海へ飛び込んでしまう。

カラオケが好きな殺し屋を演じた、光石さんの演技は、賛否両論があると思った。
人間らしい感情が麻痺した、イカレた殺し屋を、良く演じていたとも言えるし、
あんまり、調子良すぎて、この映画の雰囲気から、浮いちゃているとも言える。

そのキョウジが、生きて帰ってきて、ボスに、復讐しに現れた。
こういうスト-リーは、よくあるもので、別に、驚かなかった。
ただ、すぐ、殺せばいいものを、鍋の料理に、手を出したりしたのは、
ちょっと、意外だった。まあ、料理人だから、当然かもね。

そして、船内で知り合った、ノイが、赤ん坊を抱いて、現れる。
そういう関係だということを、既に、キョウジは知っていた。
ボスは、妻が邪魔になり、キョウジに殺させたんだ。ひどいヤツだ。

ノイを見て、キョウジは、ボスに、ピストルを突きつけているのは、
ジョークだと、言ってしまう。えーっ、なんだよ、それは!!??
はやく、殺せよ!!!! じれったいな!!!

で、なにげに、帰るキョウジのそばに、仰向けになったボスが、横たわっていた。
ノイは、また、キョウジの、逢いたいみたいなことを、言った。
これも、何!!??  女は、怖いとでも、言いたいのか????

最後は、ボスから連絡を受けた、殺し屋が、無抵抗のキョウジを、
撃って、殺してしまう。
この時の二人の会話から、殺し屋は、ボスが、キョウジに殺されたことを、
知らないみたいだった。世の中、全部、分かったようなことをいってたクセに。

この映画、なんか、タブーがあるようで、男女は、キスシーンでさえ、
ぼかして撮影していて、セックスシーンなんか、問題外だ。
あと、死体を写すのも、ダメにみたいで、最後のシーンで、
キョウジに殺された、ボスの死体を、はっきり見せて欲しかった。

この映画は、脚本よりも、映像に、面白いのが、沢山あった。
例えば、ノイが、プールで泳いでいる、水中映像は、綺麗だった。
浅野さんの裸体も、なんか、変に、エロかったっけ。
船内で、うろうろ、廊下を歩き回る、浅野さんの映像も、味があったね。





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