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4大陸フィギィア 4回転は不発だったが、チャレンジャー安藤美姫を賞賛したい [スポーツ]

2月16日(土)の夜、フジTVで、4大陸フィギュアスケート選手権大会の
女子フリーの中継をやっていたので、見た。韓国・ソウルでの開催だ。
お目当ては、私が応援している、安藤美姫の、4回転ジャンプだった。

どういう偶然か、今回も、安藤が、最終滑走だった。そういう運命なのか?
安藤は、SPは2位。最終グループは、6名で、そのなかには、まず、SP1位の
浅田真央がいて、SP3位のジョアニー・ロシェット(カナダ)もいた。

韓国は、エースのキム・ヨナが欠場して、浅田と同い年のノキム・ナヨンが、
SP6位で、最終グループに、入っていた。

最終グループの最初の演技は、SP5位のベアトリサ・リャン(米)だった。
日系らしいが、体つきは骨太で、ゴツく、スタイルは、あまり良くない。
脚力があるらしく、ジャンプは、確実で、綺麗だった。

しかし、どういう訳か、後半で、ジャンプに失敗し、尻餅をついてしまった。
どうも、欧米人は、ガッチリした体格なので、優美さや優雅さに欠け、
スラリとした、東洋人に比べると、不利だなあ、と、痛感した。

2番手は、ジョアニー・ロシェット、22歳。スラリとした金髪美人で、
こういうのが出てくると、東洋美人と互角かな、なんて、思った。
演技は全般に良かったが、後半で、3回転+3回転を無理して、
手をついてしまう、ミスがあった。

3番手は、優勝候補筆頭の日本の浅田だった。これまで、どうしても、
子供が、フィギュアをやっている印象を、否めなかったが、今回は、
凄く、女らしくなっていて、見違えてしまった。やはり、17歳なんだね。
レッド系の衣装も、大人の雰囲気を作っているような気がした。

そして、演技は、もう、私の目には、100点満点の演技に見えて、
安藤が4回転を成功させなければ、浅田の優勝は、固い、と、確信した。
ジャンプで、大きなミスは1つもなく、念願のトリプルアクセルも
成功させたのだった。

4番目は、韓国のキム・ナヨンだった。17歳にしては、幼く見えた。
地元のファンが、大声援を送る中、いろんなジャンプをしたが、
上手だと思った。後半、スタミナ切れか、不十分なジャンプが出た。
表現力も未熟で、今は、同い年の、浅田の敵ではないな、と、思ったが、
近い将来、強敵になる可能性を秘めているな、と、感じた、演技だった。

5番手は、ウズベキスタンの27歳の、よく知らないスケーターだった。
一般には、27歳の女性といえば、まだ、若い女性の範囲だけど、
女子フィギュアでは、どうしても、オバサンの部類に入ってしまうのが、
ちょっと、悲しい話だ。

日本の村主章江も、同じ27歳で、今回の選手権にも出場していて、
SPは、9位で、フリーも合わせて、10位の結果だった。
村主は、この4大陸の選手権では、3回も優勝していて、凄いと思うけど、
そういう栄光があるのに、27歳でも、フィギュアを続けるのか、
素人の私は、全く理解できなかった。

最後は、安藤だったが、最初の3回転+3回転でふらついて、ドキッと
させて、あーあ、どうしたんだと、思っているうちに、4回転の
部分に来て、2回転で終わってしまった・・・・・・・

私は、放心状態になったが、気を取り直して、応援していると、その後は、
しっかり立ち直り、綺麗なジャンプも見せたが、盛り上がりを欠いて、
この間の日本選手権で見せた、素晴らしい、フリーの演技の、再来とは、
ならなかった。

演技直後に、安藤は、笑顔を見せて、落ち込んでいる様子が無く、ホッとした。
結局、総合3位だったけど、試合後のインタビューでは、サバサバした様子で、
4回転にチャレンジしたことを、後悔しているようではなかった。

私が、安藤を応援するのは、チャレンジする人だから。
難しいことに、チャレンジする人を見ていると、私に、勇気が湧いてくる。
私も、ささやかだけど、チャレンジすることを、続けたいと思う。

チャレンジする人には、凄いドラマが、必ず、ある。
成功しても、失敗してもいい。
それを見て、泣き笑いして、大騒ぎする自分が、私は、好きだ。
一度しかない人生、喜怒哀楽がはっきりした、人間らしい人生にしたい。



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