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「斉藤さん」第6話 主役の座を奪ったミムラとそれに負けじと高島礼子の活躍 [TV]

なんか、主人公が、斉藤全子(観月ありささん)のはずだったのに、
今回は、もう、真野若葉(ミムラさん)が、主人公の座を、奪ったみたいだった。

それは、仕方がない、と、私は、妙に、納得している。
というのは、正論一辺倒の、正義の味方である、斉藤さんのパターンは
もう、視聴者にも、私にも、お見通しで、マンネリになってきた。

ところが、真野は、何をするか、わからないキャラで、見ていて、面白い。
それに、これまで、書いているように、ミムラさんの演技が、良くて、
真野の気持ちが、ビンビン、伝わってくるようだ。

今回は、その真野が、レストランで、バイトをする、なんて、言い出した。
えーっ、何?!  真野の家計は、そんなに、逼迫していたのか!?
ちょっと、唐突だけど、面白いから、許す!?
でも、レストランのウェイトレスの格好、ミムラさん、超似合っているよ!

ところが、そんなことを始めたのに、真野は、しがらみで、おだてられ、
市会議員の妻・柳川が主催する、幼稚園のキルト講習会の役員を、
引き受けてしまう。そんな、おっちょこちょいな雰囲気を、ミムラさんは、
またまた、熱演したね。なんか、可愛いね、ミムラさんて!!!

講習会に、10人集まればいい、なんて、他の母親たちに言われていたのに、
当の柳川には、15人が目標、なんて、あっさり、言われてしまう。
長いものには巻かれろ、の精神で、柳川に従う、真野だった。

一方の斉藤は、町内に、子供連れまわし事件が起きているので、
キルト講習会なんかより、防犯パトロールを、と、呼びかけたが、
メッチャ少数意見だった。それで、仕方なく、細々と、防犯パトロールを
実施する、斉藤だった。このあたり、観月さん、完全に、脇役へ格下げだよね。

真野が、バイトしたり、キルト講習会の役員をやったりして、余裕がなくなった時、
その間隙を狙って、怪しい男が、一人で留守番をしている、真野の息子・尊に
接近して、真野の自宅へ、上がりこむのだった!!  危ない!!

まあ、その場は、訪問した斉藤が、その男を追い出して、事なきを得たんだけど、
ヤバイ状況だったことは、確かだ。

それを知った真野は、息子の大事を軽視した、自分の愚かさを反省し、
幼稚園の母親の見ている前で、柳川に、役員辞退を、宣言してしまうのだった。
さらに、キルトの講習なんて、皆が、そんなに望んでいないことも、バラしてしまう!?  おいおい、真野が、「斉藤さん」になってしまったのか?!

もちろん、柳川の機嫌は、最悪で、なんとか、役員交代を指示し、
母親の親分肌の三上(高島礼子さん)が、それを、受けて、その場は、
なんとか、収まったかに、見えた。

ところが、性悪の柳川は、市会議員をやっている、腹黒の夫をけしかけ、
真野の息子・尊が、就学する小学校を、変更してしまうという、暴挙に出た!?
なんという、卑劣なバアアなんだ、柳川は!!!

斉藤の息子・潤一と、同じ小学校に行くことを、楽しみにしている尊を見て、
さすがの真野も、涙ぐむしか、なかったのだった。
これは、真野の役員辞退に対する、柳川の報復に違いない、と、睨んだ、
斉藤は、市役所へ、乗り込んで、それを確認するが、どうしようもなかった。

さらに、斉藤は、真野を連れて、柳川を訪れ、直談判するが、柳川は、
とぼけるだけで、にっちもさっちも、いかなくなってしまう。
さすがの斉藤の勢いも、ここまでか、どうなるんだ、この落とし前は、
と、思っていたら、意外なところから、解決へと向かったのだった。

それは、交代した役員の三上が、やってきて、キルト講習会の参加者が、
いなくなった、と、報告するのだった。えーっ、あの体制派の三上が、なぜ!?
三上は、柳川の卑劣な真野イジメを見兼ねて、ボイコット戦術に出たのだった!!???
すげー! 三上、やるじゃん!!

事態の急変を見て、自分の形勢不利を悟った、柳川は、急遽、真野の息子の、
学区変更を、白紙に戻すのだった。
三上の活躍で、真野は、助かったんだけど、こうして、主人公のはずの、
斉藤は、ますます、影が薄くなってしまったのだった。

当たって砕けろ、一直線の斉藤と比べると、策士みたいな三上の方が、
結局は、力があるのかなって、思った、第6話だった。

でも、私が、一番、気に入っているのは、真野=ミムラさんであり、
次は、真野の夫=佐々木蔵之介さんなのだよ。
ミムラさんと、佐々木さんの夫婦役、とても、いい感じだね。



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