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「斉藤さん」第3話 日和見・真野が意外な殊勲賞だあ!! [TV]

正義の味方・斉藤全子(観月ありささん)の追及は、まだ、続いていた。
幼稚園の園内に、生ごみを放り込んた犯人が、近隣の男子高校生じゃないかと、
疑い、単身、その高校へ乗り込んでいって、首謀者の柳川(山田親太朗さん)を
出せ、と、副校長に、迫ったのだった。

うーん、これは、ちょっと、まずかったんじゃないかな。
濃厚でも、疑いは、疑いだ。言い逃れできない、証拠を集めることが
先決だったんじゃないか。ともかく、斉藤は、単独行動が好きで、
確かに、単独のほうが、決断は早いし、身軽だ。
しかし、考えが、一人に、限られてしまう。三人寄ればなんとか、という
ことわざもあったような・・・・・・・・

柳川たち、イカレた男子高校生たちは、さらに、愚行をエスカレートさせ、
幼稚園児や母親の服に、原色のスプレーを、噴射するという、
およそ、バカとしか、いいようのない、愚行を、重ねるのだった。

三上りつ子(高島礼子さん)を中心とする母親たちは、斉藤が、
刺激するから、高校生がエスカレートする、という、およそ、的外れな
見解を、披露して、私は、あまりに、バカらしくて、噴出してしまった。

さらに、幼稚な高校生たちは、幼稚園の門や建屋に、スプレーで、
大々的な落書きを、書いてしまう。
いやー、もう、これは、立派な犯罪だよ。警察を呼べよ!!
TVの朝のワイドショーで、大問題になるぜ!!!

しかし、驚いたことに、園長や職員、母親たちは、イカレ高校生に怒ることも
しないで、警察に通報もしないで、口撃の矛先を、斉藤に、向けるのだった。
なにやってんだろ!!!!  イカレているのは、柳川たちだろ!!!

でも、斉藤が、柳川たちがイカレいるのは、大人たちの責任みたいに、
言っていたことは、120%も、間違っているぜ!!!!!!!!!!!!
幼稚園や小学生低学年じゃない、高校生なんだから、善悪の判断が
できるはずだ。それが、できないのは、高校生たちが、だらしないからだ。
それを、見過ごして、大人のせいにするのは、絶対に、違うぜ!!

日和見主義の真野若葉(ミムラさん)は、三上たちを気にして、中途半端な
行動ばかり、取っていた。でも、斉藤と、友達になった、と思い込んで、
そんな自分に、嫌悪する毎日だった。
斉藤のために、何か、役立ちたい。それを、斉藤にぶつけるが、
斉藤は引いてしまって、真野は、なにをしたらいいか、わからないままだ。

役立ちたいなら、斉藤に聞くのじゃなくて、自分の頭で、アイディア出せよ。
それが、真野の悩みの、本質だ。
あなた任せの人生から、自分が決めていく、自立した人生へ。

私は、そう思いながら、見ていたら、まさに、そういう展開になっていったから、
なんか、面白かった。

幼稚園の職員や、斉藤や、真野が、落書きを、一生懸命、消しているのに、
三上は、母親たちを扇動して、また、斉藤口撃を、始めるのだった。
こうなると、私なんか、三上と柳川たちは、グルなんじゃないかと、疑うね。
よくある、パターンだし。もし、そうじゃないなら、三上は、本当に、
馬鹿な主婦だぜ。

そんなどうしようもない場面に、突如、出現したのは、その高校の女子高生たちだ。
ジャージきて、掃除道具持って。明らかに、落書きを消すためのいでたちだ。
そのこころは、斉藤を助けようと、真野が、必死で考えた、作戦だった。
この作戦は、ガチンコ好きな斉藤には、思いつかないな。
だから、三人寄れば、文殊の知恵、と、言うではないか!

高校の石川先生(ゴエモン)が、女子高生から話を聞いて、一部始終を理解し、
柳川の、市会議員の父親に、息子の愚行を、指摘した、ということだ。
やったぜ! 真野よ! まあ、良く考えれば、そんな親子って、文章にするのも、
恥ずかしいことなんだけどね。

斉藤の心の支えは、海外にいる夫だということが、この第3話でわかった。
だから、友達のつもりの真野が、斉藤にメールしても、返信しないし、
援助も、もとめなかったのだろう。
でも、真野の殊勲賞で、斉藤の気持ちも変わったようだ。

このTVドラマ、第3話まで、きたけど、ミムラさんの好演が、
このドラマを支えているといっていい。観月さんは、つっぱり一辺倒で、
単調だし、福島さんたち、母親役たちも、陳腐な演技に、終始している。
あと、真野の夫役の、佐々木蔵之介さんが、とぼけた演技で、
いい味、出しているなあ!! 真野夫妻に、演技賞をあげたい気分だ。



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