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「薔薇のない花屋」第2話 偽装恋愛ドラマだった!!! [TV]

第1話で疑問だった、白戸美桜(竹内結子さん)の盲目は、
偽装だということが、今回、明らかになった。
しかも、一見、偶然、花屋の汐見英治(香取慎吾さん)と知り合った
ようだったけど、実は、意識的に、接近しているということも、分かった。

さらに、英治の家に、居候を決め込んだ、工藤直哉(松田翔太さん)も、
偶然ではなく、美桜の監視役として、送り込まれたものだと、分かった。

うーん、ウソで固められた、設定だったか・・・・
昨年の言葉が、「偽」だったと思うけど、その風潮に合わせたのか?
ま、それはそれで、いいんだけど、私は、違和感を感じることが、
多い、第2話だった。

まず、問題は、竹内さんの演技だ。
美桜は、謎の病院長(三浦友和さん)に、父親(尾藤イサオさん)の
治療や手術やってもらう見返りに、英治を誘惑して、破滅することを、
請け負ったという。

それは、かなり、究極の負の選択だと思うが、竹内さんの演技に、
その葛藤は、見られない。口では、英治を騙すことは、イヤだ、と、言いながら。
美桜の笑顔が好きみたいに、英治はいうけど、美桜は、笑っている場合かと思う、

あと、およそ、看護師らしくない雰囲気で、演技している。
いくら、父親ぎらいだからといって、プロの看護師らしからぬ、セリフを
吐いていたぜ!!

もう1つの違和感は、香取さんの演技だ。
ともかく、抑えた演技に徹底しているのは、それなりの理由があるだろう。
妻に先立たれて、能天気に、明るく振舞うのは、無理だろう。それは、分かる。

もちろん、娘の雫の作文にあったように、派手な人生じゃなくて、地味で、
世間に役立つような、人生を選択している、ということもあるだろう。
それは、それで、いい。そんな雰囲気を、香取さんは、提示している。
でも、花屋が、あんな暗い雰囲気で、商売をするだろうか???

花に詳しい英治の恩人である、菱田桂子(池内淳子さん)が、息子に
家を取られて、熱海の老人ホームに入らざるを得ない話でも、そうだった。
確かに、一緒に住もうと言った、英治は、優しいし、暖かい。
英治と一緒に、そう誘う雫の無邪気さに、私は、涙ぐみそうになる。

でも、香取さんのせりふの言い方には、かなり、不満だった。
あんな、仏頂面して、無愛想に、そんなことを言うだろうか??
それが、英治流の優しさとでも、言いたいのだろうか、このドラマは?

それに対して、工藤を演じている松田さんの演技は、素晴らしかった。
昨年のTVドラマ「女帝」での松田さんの演技と比べると、
このドラマの方が、まさに、はまり役というところだと、思う。

映画やTVのいろんなところに出現する、寺島進さんの演技も、
なかなか、味があった。花屋の近所の喫茶店のオーナー役だけど、
このドラマに、重要なアクセントを与えている。

しかし、寺島さんが、小学校の先生・小野優貴(釈由美子さん)に
惚れちゃうっていうのは、ちょっと、反則だよ。
もっとも、いずれ、小野先生も、英治を好きになるという展開かもしれないね。

ともかく、謎の病院長が、よく分からないぜ。
工藤がコピーしてきた、英治の亡妻(本仮屋ユイカさん)の映像を
食い入るように、見つめているのは、なんか、とても、異常なシーンだった。
よほどの恨みを、英治に持っているみたいだ。
私の想像では、謎の病院長は、亡妻の父親か、親戚の伯父さんなのかかなあ・・・

本仮屋さんのしゃべる、素直な雰囲気が、私は、とても、好きだ。
英治が、惚れてしまった、今でも、引きずるのは、非常によく分かる。
これじゃ、竹内さんが、太刀打ちできないと、思うけどね。

しかし、英治は、美桜の笑顔を、花のようだといって、惚れ始めているらしい。
これも、香取さんの無表情があるので、私の想像に過ぎないが・・・・

「偽りのドラマ」、あるいは、「恋愛偽装ドラマ」と判ってしまった第2話。
第3話以降、一体、どんな展開になるのか???
偽装がばれたときに、英治と美桜は、どうなってしまうのか???
違和感を感じながらも、興味津々の私が、いる。






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