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「働きマン」第8話 仕事で忘れられる恋愛なんて恋愛じゃない [TV]

今回は、失恋をどうやって乗り越えるか、が、テーマだった。
山城新二(吉沢悠さん)と別れて、3日経った、松方弘子(菅野美穂さん)は、
激しく、落ち込んでいた。
自分の部屋は、荒れ放題、仕事に行く気もしないほどだった。
恋愛より、仕事を取った、弘子。さあ、どうやって、立ち直るのか??

弘子は、なんとか、会社へ出ても、冴えないこと、甚だしい。
一番、応えたのは、自分が出した企画が、全て、落とされたことだ。
やはり、企画を作成することにも、失恋の影響は、出ていたのだった。

で、弘子は、東京の山をテーマにした、自然ネタの記事を書くように、
デスクから、指示され、なんで、私が、こんな仕事を、と、思いながら、
高尾山近辺へ行き、カメラ片手に、取材を、続けるのだった。

ところが、取材したフォトが満載のカメラを、現場に忘れてきてしまう、弘子。
編集長やデスクに、こっぴどく、怒られてしまったのだった。
週刊誌の記事を作る仕事は、待ったなし、そういう気持ちに、欠けていた、弘子。

と、ここまで、見てきて、うーん、そんなに新二の存在が、大きかったのか、
と、疑問に思った。だって、弘子は、新二と、毎日暮らしていたわけじゃあないし、
デートだって、たまにしか無いし、メールや電話も、普通よりは、少ない。

弘子にとって、新二は、どういう存在だったのか。
仕事上のよき相談相手でもなかった。
要するに、こころの中に、恋人=新二を、キープしていただけなのか??
単なる自己満足だったのか??  単なる見栄???!!!

それに、新二に抱きしめられたい、とか、激しいセックスをして欲しい、とか、
そういう欲望って、弘子には、無かったのか?????????????
とても、不自然だ、性欲がないような女は・・・・ 今はそうでもないか。

仕事を取った弘子が、立ち直ったのは、仕事だった!?
高尾山近辺の山で、廃品廃材を、不法投棄している連中を見かけ、
その不法投棄された、廃品廃材を、回収している老人(笹野高史さん)に
出会ったことが、きっかけだった。

その場には、なぜか、職場の後輩・田中邦男(速水もこみちさん)が
一緒にいて、ちょっと、無理筋だったな。まあ、いいけどね。

不法投棄を記事にしよう、という話ではなくて、
田中が、山なんて、どこ行っても同じ、という発言に
老人が反発したのか、弘子と田中に、1本の冬桜を、見せるのだった。
いやー、こんな桜、本当に、あるんだね。
寒い寒い環境に、花を咲かせるなんて、弘子にぴったりの、励ましだったのかな。

私は、老人が言った、人は死んでも、その人との思い出は残る、という言葉が、
妙に、こころに、応えてきた。いいこというなあ、その通りだぜ!
失恋しても、その恋愛が本物だったなら、その思い出は、永遠だ。

弘子は、老人と冬桜をテーマにして、記事を書き、働きマン復活!となった。
それにしても、失恋の痛手からの復活を、仕事の出来不出来を
メルクマールに、測ること自体、かなり、悲しい、さびしい話なんだけどね。
これじゃあ、新二と仲直りすることも、出来ないね。

と、思っていたら、その通りに、なった。
弘子は、けじめをつけるため、意を決して、別れた新二に、電話する。
しかし、口から出た言葉は、極めて、月並みのセリフだった。
新二は、もう戻れない、と、キッパリ言った。

願わくば、弘子は、新二に、直接、逢って欲しかったな。
携帯で、本心をしゃべるなんて、今風だけど、伝わらないよ。
雑誌の編集なんか、やっていると、メール文字や、電話でしか、
コミュニケーションを取れなくなるんだろうか・・・・・・・
大体、いい仕事をして、失恋を忘れられた、なんて、
そんな恋愛は、どうってことなかったという、証拠だよ。

これで、弘子と新二の仲は、全て、終わったのだった。
でも、もしかして、このTVドラマの終わりの方で、
弘子と新二が、再び、恋愛するってことは、ないんだろうね。
疑い深いね、私は。



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「風林火山」第47回 主要人物が減り、面白くなくなったか?! [TV]

うーん、なんか、この「風林火山」が、面白くなくなってきたぞ!
なんだろう?  主要人物が、ドンドン減って、寂しいからか??
それとも、中心人物たちのキャラが固まって、飽きたかな?

あるいは、先が見えるので、意外性が無いかな??
だって、川中島の決戦があって、そいで、山本勘助(内野聖陽さん)が、
死んで、この大河ドラマは、終わることは、みんな、知っている。

あと、インパクトの強い、新しい登場人物が、いないせいか?
伊勢を演じている、井川遥さんは、いいと思うけど、
このドラマの閉塞的な状況を、打破するほどの、インパクトはない?!

まあ、それは、ともかく、上杉政虎(Gacktさん)が、源氏の流れをくむ、
名家の武将・成田長泰を、ボコボコに、打ち据えてしまったので、
成田や、それに呼応する武将たちが、小田原城周囲から、引き上げてしまったのだ。
まあ、当然といえば、当然だ。

夫・成田の裏切りを、人質の妻・伊勢へ、非難を浴びせた、政虎に対して、
伊勢は、裏切りではない、お前を見限ったのだ、と、言い放った。
いやー、その通りだね。大将にとって、見限られるほど、辛いものは無いね。

そして、人質の自分を、切れと、迫る、伊勢。
夫・成田は、全て、理解してくれる、という、すごい夫婦愛。
井川さん、なかなか、いいぞ!!

政虎は、人のこころに無知だ、という、伊勢の指摘に、
政虎は、自分の非を認め、素直に反省した。
この辺り、やはり、政虎は、大物なのかな・・・・・・
政虎は、伊勢を、無事に、成田のところまで、送り届けるよう、家臣に指示した。

それにしても、軍師の宇佐美定満(緒形拳さん)は、なぜ、
驕り高ぶって、人の心に無知になった、政虎を、諌めなかったのだろう????
家臣のうち、一人ぐらい、そういうヤツがいてもいいのにね。

大将は、家臣を脅して、自分に、従わせるのではなくて、
自分の能力や人間性で、心服させなければ、ならないのだ。
政虎は、そういう意味で、極めて、未熟だった、といえるだろう。

上司は、部下を理解するのに、3年かかるが、
部下は、上司を、3日で、理解する、とは、現代の名言だけど、
今の会社や組織の社長や上長に、人間性に劣るバカが、なんと、多いことか!?
パワハラ、セクハラ、イジメ、差別、etc。情けないねぇ・・・・・

武田が、信濃から、越後に、迫っているとの状況もあり、
政虎は、小田原城攻略を、ペンディングとして、兵を、越後へ引き上げた。
そして、こんどは、武田がいる、海津城目指して、兵を進めることになった。

平蔵(佐藤祐太さん)が、いくさに出る、自宅のシーンがあった。
美しい妻・ヒサ(水川あさみさん)と、二人の可愛い子供を残して、
殺し合いに行く、平蔵。とりわけ、父を慕う、幼い娘の姿が、
可愛くて、無邪気で、涙を、誘うのだった。

勘助が、高坂弾正に、自分の養女・リツを、嫁に薦めるシーンがあった。
この脚本家、相当に、しつっこい。
いまだ、リツが、勘助をお慕いしている、なんて、リツに、言わせてるぜ?!

高坂弾正は、軍師・山本勘助の後継者になるのか?
高坂は、晩年に、あの「甲陽軍艦」の元になったものを、書き残している
そうだが、本当だとすると、高坂は、勘助の後継者だったのだろう。

次回は、「決戦前夜」という題名で、いよいよ、川中島の決戦か。
でも、決着は、つかないんだよね。それが、ちょっと、ダルイ。
次回は、出演する、池脇千鶴さんの三条夫人を、楽しみに、見るとするか。
今度こそ、池脇さん最期の出演になるかもね。





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「働きマン」第7話 働きマンの菅野美穂には砂漠の人生が待っている [TV]

今回は、ちょっと、見ているに、耐えない光景が、多かった。
それは、主人公・松方弘子(菅野美穂さん)と、
その恋人・山城新二(吉沢悠さん)の関係が、険悪となり、
とうとう、別れてしまうからだ。

大きな原因の1つが、二人が、仕事で忙しく、すれ違いばかりだからだ。
私が、前から、言っているように、同棲して、事実婚でいけば、
基本的には、毎日、顔を合わせられる、と思うんだけどな・・・
親しい人間関係って、毎日、顔を合わせることが、まず、必要だ。

で、弘子のほうが、仕事に有能で、雑誌の編集という、派手な仕事なのに、
一方の新二は、ゼネコンの営業にまわされて、うだつが上がらないので、
劣等感に、苛まれるのだった。

弘子は、本当に、新二のことが、好きなのだろうか???
口では、好き、とか、愛している、とか、言っているけど、
人間、どういう行動をしているか、が、判断基準に、なるんだ。

弘子は、新二とデートしているときでも、急な仕事が入れば、
デートを中止して、仕事に駆けつける、仕事女だ。
いつも、いつも、こんな行動ばかりしていては、
到底、新二を好きで、愛しているとは、言えないぜ!!

仕事をしているときでも、どうしても、新二に逢いたい、と思うことは、
極めて少ないのが、弘子の日常であり、会社生活である。
弘子には、矢も盾もたまらず、新二に逢いたい、ということが、ないようだ。

それに、空き巣に入られたから、怖いとか言って、都合のいいときだけ
男に頼るのは、どうかと、思うぜ。そういう女、よくいるけどね。
これでは、弘子が、多忙な会社生活をやっていて、新二とうまくいくわけが無い。

一方、新二は、この回では、接待を抜け出して、弘子の部屋に駆けつけたり、
仕事を置いてでも、弘子と逢おう、としているところは、弘子よりも、
その気があり、と、思えるけど、それにしても、どうしても、
弘子と一緒にいたい、というほどじゃあない。

そんな二人だから、折角、逢っても、気取って、体裁ばかりの会話になっている。
一応、相手に気遣っているとか、こころのエチケットとか、言っているけど、
もし、結婚して、運命共同体になり、一緒に、人生やりだしたら、
気取ってなんか、いられないし、きれいごとでは、済まないことが、多い。

なぜ、弘子と、新二は、二人して、本音で、会話しないんだろう!!???
今回、やっと、新二は、弘子に、こころのうちを、吐露した。
仕事に張り切り、うまく行っている弘子に会うと、息苦しい、と、言った。
弘子は、自分よりも、仕事を優先している、と言った。

新二は、仕事上で、大きく悩んでいるんだ。
そんなときに、力になるのは、恋人だろう!!  
結婚すれば、奥さんだよ!!!

でも、弘子は、全然、新二の気持ちを、分かろうとしないのだった。
新二が、分かれようと言って、弘子の部屋を出て行こうとしたとき、
どうして、弘子は、死ぬ気で、引き止めないんだろう????

出て行ってから、気がついたように、新二の後を追ったけど、
途中で、あきらめて、部屋に帰ってくるなんて、どういうことだ!!!!
なぜ、新二の家まで、追いかけていって、一緒に、暮らそう!
あんたと、一緒にいたい、と、言わないんだろう!!!???

挙句の果てに、深夜、会社に行って、仕事をしているとは!!????
やっぱり、弘子は、新二のことが、好きではないんだよ。

どんなにいい仕事をしたって、10年も、20年も経てば、時代遅れだし、
みんな忘れてしまうし、自らも、その感動は、無に帰してしまう。
会社なんて、退職してしまえば、自分の存在なんて、消えてしまうんだよ。

しかし、恋人と、嬉しいことがあったり、分かり合えたり、したら、
それは、永遠に、残るものだ。ずーーーーーーーと、忘れない。
たとえ、相手が、死んだとしてもね。

さあ、次回以降、恋人も捨て、仕事の鬼になった、弘子に、
幸せは、来るんだろうか????
まあ、鬼には、鬼の人生しか、待っていないと思うよ。



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「風林火山」第46回 あのGacktの景虎が驕り高ぶって自分を見失うとは!? [TV]

いやー、この回は、まさに、長尾景虎(Gacktさん)のための回だった。
しかし、いい意味ではなくて、景虎の悪い面が、クローズアップされたのだった。

上杉謙信になるはずなのに、いつまでも、長尾、長尾と言っていて、
いつ、上杉になるのか、と思っていたら、この回だった。
しかも、謙信ではなくて、まず、上杉政虎に、なった!?

景虎の、何が、悪かったといえば、驕り高ぶってくるところである。
人は、権力とか、名声を得ると、驕り高ぶるのは、平家の昔から、
おごる平家は久しからず、といって、よく言われてきたことだ。

現に、信玄も、若き晴信のとき、驕り高ぶって、
残虐行為をしたりして、顰蹙を買ったのは、この大河ドラマの前半だった。

侵略欲や、色欲も抑え、大義名分を大切にして、仏に仕えて、分別もある
と思われた、景虎が、こんなに、傲慢になるとは、思わなかった。
やはり、関東を攻めだして、大名や小名たちが、次々に、景虎に従い、
破竹の進撃をできたことが、景虎のうぬぼれに、つながったのだろうか?

以前から、景虎は、関東管領の上杉憲政のことを、馬鹿にしたようだったが、
関東へ攻め入って、憲政の部下だった武将たちが、喜んでいるところへ、
憲政の悪口を言って、座をシラケさせたのは、聡明のはずだった、景虎だった。

言い方は、人力ではなく、神の力、神のご加護、という言い方だけど、
結局、聞いているものには、景虎=神みたいに、聞こえんたんじゃないかな。
やはり、郷に入れば、郷に従え、の言葉通り、憲政が治めていた地に
入ったら、少しは、憲政を、立ててあげる必要があった。

戦国時代から、何百年も経った現代日本でも、驕り高ぶった現象が、あちこちで、
見られる。まずは、衆議院で圧倒的多数を得た、政府自民党だろう。
小泉首相の下で、あんなに、元気だった自民党が、今は、
参議院の逆転負け、大臣・役人の不祥事、等々で、青息吐息、大阪の選挙でも、
野党に、負ける始末だ。驕れる者は、久しからず、の現代版だ。

政治だけでなく、たとえば、食の領域で、老舗の驕り高ぶりが、ドンドン、
指弾されている。「吉兆」なんていう、有名な超高級料亭が、ウソぱちの
材料で、料理を作っていた、というから、開いた口が、ふさがらない。

景虎は、兵を引き上げ、小田原城へ立てこもった、北条氏康(松井誠さん)を
攻め滅ぼそうと、怒涛のごとく、南下していく。
その際、後ろの不安を無くすため、成田長泰の妻・伊勢(井川遥さん)を、
人質として、小田原まで、同行させるのだった。
ふーん、こういう人質もあり、なんだ。でも、反発を買うよね。

井川さんが、時代劇に出てきたのを、私が、見たのは、珍しかった。
現代劇の井川さんと違って、なかなか、貫禄があるのが、良かったよ。
ただ、人質になって、他国へいく、という話なので、憮然とした表情が
多かったのは、仕方がない。

そして、景虎は、小田原城を、3日で落とすと、伊勢に、豪語する。
なぜ、景虎は、こんなことを言ったのか、なにか、根拠があったのか???
根拠があったら、3日で、落城するはずだが、そうならなかったのは、
やはり、景虎の驕りなんだろうか。

一番、よく分からなかったのが、景虎が、単身、小田原場内に入り、
弓矢や、鉄砲で撃たれても、無事だった、というシーンだ。
こんなことが、史実に、あるのだろうか???

このドラマでは、短期落城を疑う、伊勢に、神仏の加護を教える、
というストーリーだったが、大将が、こんな馬鹿なことを、しているようじゃ、
小田原城を、落とせるはずもないけどね・・・・・・

この回は、景虎が、関東管領になり、上杉政虎になった場面のあと、
伊勢の夫、成田が、下馬せずに、政虎の行列を見ていたので、
政虎が、激高して、成田を、激しく、懲摘するシーンで、終わった。

これが、原因で、また、なにか、起こるらしいが、
源氏の流れを汲む、成田を、粗末に、扱ったことで、関東武士たちの、
政虎への忠誠が、ヤバイんじゃないか、と、思った。
日本人は、いまだに、氏素性を、重要視するからね。

こんなことでは、上杉政虎は、天下統一どころでは、なくなったね。
信玄と、五十歩百歩、一地方の、お山の大将だ。
そう思うと、川中島の戦い、というのは、大したいくさじゃ、なかったのかな。


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「ドリーム☆アゲイン」第6回 コブクロの主題歌だけが光っている [TV]

うーん、乗りかかった船で、このTVドラマを見続けてきたが、
この回は、なんとも、粗雑で、強引な展開に、鼻白らんだね。
まあ、ドラマ自体は、朝日奈=小木(反町隆史さん)が、脱税容疑で、
逮捕され、5年以上の実刑が、免れない、という、大ピンチなんだけどね。

ただ、部下の熊田が、外部の権藤と組んで作った、疑惑なんで、
朝日奈が、本当に、脱税していたか、が、問題だった。
ところが、熊田が証拠を捏造したなんて、話が、ポロっとあり、
そんなのも見抜けないで、地検が、大騒ぎするか、という疑問だ。

よほど容疑が固まらなければ、地検特捜部も、逮捕までいかないだろう。
そして、数日後、誤認逮捕でした、なんて、間抜けた話は、
あまりにも、現実性がない。

朝日奈は、カネを持っているわけで、保釈金を積んで、自由に、
堀の外へ、出られたのに、そういうこともしていないのは、不自然だ。
おまけに、弁護士はいらない、なんて、法律違反だぜ。
法令順守が叫ばれている、現代の社会で、このドラマは、時代錯誤だ。

朝日奈を失脚に見せかけて、朝日奈ファンドの株を、売り抜けた、
権藤を、悪人みたいに描いているけど、朝日奈や熊田だって、同じ穴の狢だ。
権藤を、批判する資格など、到底、ない。

株の売買で、その差益で生きている、朝日奈ファンドが、
社会に貢献する会社へ、変身したい、という気持ちに、反対はしないが、
金融や株を扱っている、もろ、資本主義の会社に、なにが、やれるのだろう??
まさか、破綻したコムスンみたいな、介護事業なんかに、手を出すってこと???
それは、無理無理!!!  出来っこないって!!!!

そういう荒唐無稽な、ビジョンとか、計画に、朝日奈=小木が、
頑張れば、頑張るほど、反町さんの顔が、空しく、見えてくる。

でも、唯一の救いは、女弁護士・颯乙を演じている、加藤あいさんの魅力だ。
加藤さんは、シリアスな場面での、真剣な顔が、とても、美しい。
元々、加藤さんは、優しいというよりは、キツイ顔の美人の部類だ。

以前のTVドラマ「ハケンの品格」では、ダメなハケンを演じて、
ちょっと、違うかな、という、印象だった。
ダサい加藤さんって、なんか、あんまし、似合わない。

日和る朝日奈=小木に対して、最後まで、戦おう、と宣言する、
加藤さんは、やっぱ、カッコよかった。

小木が、身体に入る前の、生前の朝日奈の人物像を、えらく、
いい人間に描いているのが、とても、違和感がある。
朝日奈の日記まで、持ち出して、いいことが書いてある、なんて、
私は、笑ってしまった。

どんないいことが書いてあろうと、何をしてきたが、その人間の本性であり、
真実だ。「真実は、常に、具体的だ」(レーニン)。
小木は、確かに、いい男なんだろうけど、その前提を継続するため、
銭ゲバの朝日奈まで、いい者扱いするのは、ご都合主義過ぎるぜ。

それにしても、朝日奈の家で、家政婦をしている、瀬川瑛子さんを、
なんとか、してほしい。はっきり、言って、ミスキャストだ。
ドラマの流れを考えずに、勝手な演技ばかりしているように、見える。
いや、演技とは、言えないな。バラエティ番組と、勘違いしているのでは。

このTVドラマで、マジ、褒められるのは、
コブクロの主題歌「蒼く、優しく」で、とても、いい歌だ。
すでに、シングルCDが発売されているが、私は、
12月19日発売の、アルバムCD「5296」を、予約している。
このアルバムが、届くのを、心待ちにしている。




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「働きマン」第6話 恋愛と仕事、どっちが大事? [TV]

今回は、恋愛や、仕事や、人生について、深く考えさせる内容だった。
ふむ、このTVドラマ、こんなに、真面目な、ドラマだったっけ。

主人公、松方弘子(菅野美穂さん)と、その恋人・山城新二(吉沢悠さん)の
恋愛は、もう、4年も続いているのに、すれ違いばかりだった。
そして、そのすれ違いは、単に、逢えないという、物理的なことだけじゃなくて、
こころのすれ違いまで、起きていたのだった。

この回、それが、はっきりと示された。
新二は、本社に呼ばれて、てっきり、自分が望む、港湾PJに参画できると、
喜んでいた。そこで、弘子は、お祝いに、手料理を作る、約束をした。

ところが、新二に出された辞令は、本社の営業だった。
かなり、ガックリきた新二だが、そのことを、素直に、弘子に言えなかった。
弘子が、TELしても、携帯に出ない、新二だった。

弘子は、弘子で、風邪を引いたのに、無理して、仕事に出て、
能率が上がらず、新二との約束の時間に、間に合わない、という、体たらくだった。
仕事が終わって、風邪と疲れに倒れた弘子を、病院まで、運んでくれたのは、
新人で後輩の、田中邦男(速水もこみちさん)だった・・・・・・

朝、目が覚めた弘子は、そばに、新二がいることに気づき、驚く。
しかし、二人の会話は、かみ合わないままだ。
弘子は、仕事の話ばかり、新二は、営業に回された、ショックを、言うばかり。

恋愛って、一番、状況が悪いときに、助け合わなければ、冷えていくのは、当然。
弘子は、新二の落ち込みに、もっと、優しく、最優先で、接するべきだった。

仕事よりも大事なものは、沢山、ある。
弘子は、新二のことをもっと考える時間を、仕事よりも、優先するべきだ。
そうしないと、この世で、縁あって、結ばれようとする、
男女の意味が、ないじゃないか!!

自分の辛いこと、カッコ悪いこと、冴えないこと、そういう、全てを、
弘子と新二が、話せるようになってこそ、本当の恋人同士と、
いえるんじゃないかな。

仕事って、いったい、何だろう???
はっきりしていることは、自分がいなくても、会社は、やっていけるってこと。
自分がいなければ、会社は回らない、というのは、相当、傲慢な考えだ。
弘子は、少しばかり、仕事ができるからといって、謙虚さを、忘れているぜ。

弘子の職場では、田中の提言に従って、弘子を休ませようと、
そういう職場のシフトをひいた。弘子がいなくても、職場はやっていけるんだよ。

もう1つは、自分のやっている仕事の意味だ。
新二は、安く・早くの、マンションを作る、工事現場の監督だった。
確かに、ペコペコ頭を下げてばかりじゃ、気苦労も、多いだろう。

でも、人間が、住むところを作る、という仕事は、大事な仕事だ、
と教えてくれたのは、弘子が書いた、週刊「JIDAI」のマンション記事だった。
耐震強度偽装なんて、住む人たちのことを考えたら、絶対にありえない話だ!!

仕事は、食べていくために、やっているのが、第一義かもしれない。
それは、悪いわけでは、ない。
しかし、社会的に、意味のある仕事をして、ご飯を食べて欲しい。

人を騙したり、うそをついたり、インチキをしたり、
そういう悪い会社や、悪者たちの事件が、後を絶たない。
そんな生き方でも、疑問を持たずに、やっていける悪人は、いるだろう、

この回は、「後悔しない人生」が、大きなテーマだった。
確かに、後悔はしたくないけど、後悔が多いのが、人生とも、言える。
でも、気がつかないで過ごすより、気がついて、そこで、改めて、
新しい人生のスタートを切れば、いいのだ。

運命は、自分で、切り開くものだ。
この回、占いが、時々出てきたけど、自分で運命を切り開いている人に、
占いは、無用のまやかしだぜ!!!!

この回、菅野さんと、吉沢さんの演技が、とても、うまいことに、
マジ、感心したぜ。
いい役者で見ると、TVドラマも、生き生きして、見ごたえがある。



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「星新一ショートSHORT劇場」 予想外に面白かった [TV]

11月9日の朝日新聞の、きょうの番組の欄を見ていたら、
『星新一の世界が蘇る「短編」』というコラムがあり、
10日深夜に、NHK総合で、「星新一ショートSHORT劇場」が
放送されることを知り、見てみた。たった、15分という放送時間に、
やや、不安を感じながら。

星新一のことは、実は、よく知らないが、以前、友人に、
星新一のショートショートの本を貸してもらったことがあり、
なんか、ユニークな作家だなあ、という、感想を持った。

今回、放送されたのは、5つのショートショートだ。
まずは、「ゆきとどいた生活」という、未来のお話で、
よくできたアニメーション作品だった。

宇宙旅行保険会社に勤める、デール氏の未来マンションでの一こま。
朝になり、機械が全部、出勤の準備をしてくれる、という、いきとどいた生活。
起こしてくれ、シャワーに入れてくれるし、朝食も全部作ってくれる。
出勤に使う、ロケットみたいな乗り物にまで、入れてくれる。
未来の生活は、こんなにもコンビー二エントで、カンファタブル!!!

ところが、会社に着いた、デール氏は、昨晩、死んでいた、という結末。
機械化を推し進めると、非人間的になる、という星新一の警告が、聞こえてきそうだ。
でも、今は、バイオセンサーがあるから、生死の判断も、機械は、出来るぜ。
いやいや、そういう問題ではなくて、死ぬときは、人間に看取ってほしい・・・・

次は、「肩の上の秘書」という話で、これは、本で、読んだことがあった。
人間の右肩には、ロボットインコが止まっていて、その人が、本音をしゃべると、
インコが、丁寧に、尊敬語なんかを使って、相手に、話してくれる、というもの。
自動式孫の手である、電気蜘蛛を売りつけようとする、セールスマン・ゼーム氏と、
必要ないという、消費者の対応が、なんか、面白かった。

こういうのを見ていると、ホント、人間って、建前と本音だよね!!
そして、ゼーム氏は、仕事を終えて、バー・ギャラクシーへ立ち寄る。
ママさんの本音も知らないで、ゼーム氏は、一番楽しい時間を過ごす。
もう、ここまでくると、かなり、ブラックだね。

3番目は、「プレゼント」という、やや、ワイルドなタッチで書かれた、
アニメーションだった。
地球が、核爆発を繰り返して、争いが絶えないのを見た、ある宇宙人たちが、
地球に、プレゼントを贈る。しかし、それは、巨大な怪獣だった。
地球人たちは、争いをやめて、一致団結して、自己増殖する怪獣を退治する。

宇宙人たちは、地球に、核爆発がなくなったので、プレゼントの効果に満足する。
でも、宇宙人たちは、あんなにかわいい生物を見たら、争いはなくなる、
と、言うのだった!!!???
結果オーライだから、いいだんけど、人類の醜さに対する、星新一の痛烈な
皮肉の物語と、感じた。

一番、分からなかったのが、「包囲」という、一人芝居だった。
ホームから、突き落とされそうになり、やった男を追及すると、
けっこういい報酬で、殺人を頼まれた、という。

頼んだ男を捜して、訳を聞くと、やはり、頼まれた、という。
そういうことが、次々と続いて行って、手帳一杯の容疑者のリストができた!?
というもの。うーん、何が、言いたいんだ????

私が、一番、いいなあ、と思った作品は、最後の「愛用の時計」だった。
なんか、このアニメーションの雰囲気が、一番、星新一に合っているような気がした。

S山に、観光バス旅行に行こうとしていた、男は、5年前に買った、愛用の時計が
なぜか、遅れたため、そのバスに乗り遅れ、旅行にいけなかった。
購入した時計店で、調べてもらったら、どこにも異常はなく、正規の時刻を刻んでいた。
すると、そのとき、ニュースで、彼が乗ろうとしていたバスが、
事故にあったことを知る。

ある人が、朝、出かけようとしたら、愛犬が、邪魔して、飛行機に、乗り遅れた。
その飛行機は、離陸後、墜落した、という、実話があった。
そんな話を、思い出した、作品だった。

たった、15分だったけれど、内容の濃い、番組だった。
こんな感じで、星新一の、他のショートショートも、やってくれないかしら。







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「風林火山」第45回 勘助の謀略で、義元が討たれたとは思えない [TV]

信玄の暗殺に失敗した、長笈(幼名は寅王丸)は、幽閉された寺を逃げ出し、
駿府へ向かおうとしたため、殺されてしまった。甲斐を嫌ったようだ。
元諏訪領主・諏訪頼重と、信玄の妹・禰々の間に生まれた、長笈は、
とても、短い人生を、終えてしまった。むなしい!!
武田と、今川と、越後に、翻弄された、長笈は、ちょっと、かわいそうかな。

越後へ帰った、平蔵(佐藤隆太さん)は、信玄暗殺に失敗したいきさつを、
宇佐美定満(緒形拳さん)へ、報告する。
宇佐美は、武田が、情け容赦なく、長笈を殺した、と、認識した。
山本勘助(内野聖陽さん)が、平蔵を、結果的に逃がしたことを、
宇佐美が、どう思ったかは、分からないが、もう、平蔵は使えない、と、
思ったことだけは、確かだった。

長尾景虎(Gacktさん)は、半年以上かけた、上洛を終えて、越後に帰ってきた。
予定通り、関東管領になり、関東へ出兵する大義名分が、できたのだった。
そして、上杉謙信となるのだろう。

今川義元(谷原章介さん)は、隣国・尾張を攻め取り、上洛して、
天下に号令をかけることを、目論んでいた。
この回の義元は、とても、感情的で、冷静でなく、ちょっと、違うんじゃないの、
と、マジ、思った。雪斎が、死んだとしても、短気で、軽薄すぎるぜ。

ただ、義元が大物だったとしても、新興の織田信長を、侮っていた可能性は、高い。
そこに、大軍を率いる、大将の油断が、あったのだろう。
もちろん、信長が、注意すべき武将だということは、義元も、聞いていただろうが。

この回では、義元の出陣前に、勘助が、やってきて、桶狭間に近づくな、
と進言する。信長は、奇襲しかしない、とまで、言っている。
もし、本当に、こんな場面があったら、おそらく、義元は、勘助の進言を、
真面目に考えたんじゃないか、と、私は、思っている。
実際には、こんな場面は、無かったに、違いない。

勘助の進言はともかく、義元は、信長を侮って、油断をして、
桶狭間で、奇襲にあい、討ち取られてしまったのだった。
またしても、人の命なんて、はかない運命だね・・・・・・

義元の母親・寿桂尼(藤村志保さん)の落ち込みようは、計り知れない。
戻ってきた、義元の首をみて、そんなに悔しかったか、と言った、
藤村さんのセリフが、妙に、私の胸に、迫ってきた。

そして、寿桂尼は、勘助に、謀ったな! と、詰め寄る。
勘助は、進言したまで、と、冷静なものだ。
甲斐では、飯富虎昌(金田明夫さん)が、なにかやったな!と、勘助に、詰め寄る。
このドラマの脚本家は、どうしても、勘助の謀略によって、義元が
死んだことにしたいらしい。まあ、勘助は、このドラマの主人公だからね。

要するに、勘助の進言が、義元をして、桶狭間へ向かわせた、ということらしいが、
私には、まったく、そうは、思えなかった。
上述したように、義元は、そんな小心者では、なかったと思う。

武田の義信の正室に、なっている、綾姫は、父・義元が、死んだことを知り、
義信とともに、大いに悲しむ。それを見ている、
三条夫人(池脇千鶴さん)の顔も、悲しみに、歪んでいた。

ところで、後世に、狸オヤジとあだ名された、徳川家康が、
この回、今川の側で、働いていたのは、とても、面白い史実だ。
そして、家康は、織田側に寝返り、今度は、武田軍と戦う、運命になる。

武田軍に大敗を喫した、家康は、それを教訓に、徳川幕府を築いていく。
家康の原点は、信玄に大敗した、三方原の戦いにあるそうだ。
武田家が滅びた後、甲斐を治めるのが、家康だった、というのも、
なんか、不思議な、因縁を感じる。




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「ドリーム☆アゲイン」第5回 四面楚歌の駿介に颯乙はどうするのか [TV]

朝日奈ファンドの社長・朝日奈孝也の、身体に、入り込んだ、
元プロ野球選手・小木駿介(反町隆史さん)は、社長業と、
プロテスト合格の、二束のわらじを、履くことになった。
しかし、今回の展開は、冗長で、まだるっこしいものだった。

川野染料の買収問題では、まだ、ウダウダとした、話が続いていた。
朝日奈=小木は、この買収を白紙に戻すと、全社員に伝えるが、
腹心のはずだった、熊田は、川野染料の株の買占めを、継続するのだった。

株の売買で、利益を追求している、朝日奈ファンドの社長が、
金儲け主義をやめた、とか、ワンマンをやめた、とか、
チームプレーで行こうとか、言い出すのは、なんか、とっても、不自然。
本当にいい会社にしたいなら、株の売買なんかで、不労所得を得ることを、
やめれば、いいんだよ。

このドラマ、株の売買で、金儲けしようという、射幸心を、無条件で、
肯定するシーンが、いくつもあり、やや、不愉快ではある。
特に、朝日奈の隠し子・藤本雛(志田未来さん)が、子供のクセに、
株の売買で、お小遣いを得ているなんて、かなり、問題だ。

朝日奈=小木は、二ノ宮颯乙(加藤あいさん)と、レストランで会食して、
今までの言動や、行動を詫び、気づかせてくれて、ありがとう、なんて、
言うんだから・・・ ついていけないぜ。
まあ、要するに、小木駿介は、いいヤツだった、といいたいんだろうけどさ。

そして、本気で、プロ野球テストを目指す、と言うんだけど、もう、聞き飽きた。
いつ、練習してるんだろう??? 画面では、夜、自室での素振りしかないし。

それに対して、颯乙は、私は、何もしてあげることができない、と、悩むのだった。
私は、すでに、これが、これから起こる事件の伏線だと、気づいていた。

巨人軍のコーチ・前田は、野球に対する、朝日奈=小木の情熱を理解し、
その素質も認めて、前向きに、コーチしようとする。
この辺り、金の亡者の朝日奈だったら、相手にせず、3000万円いただこうと
考えていた、前田が、朝日奈=小木に対しては、心変わりしていく過程に、
比較的、説得力があり、なるほど、と思った。

前田が、引退後、少年野球の育成に、力を入れたい、というのはいいけど、
それが、ホントに、日本野球のためになれば、いいけどね。
いまや、有力選手は、皆、大リーグへ向いていて、日本野球は、
崩壊寸前じゃないの。

颯乙は、当初、小木と結婚するはずだった日が、やってきて、
前田に再会し、小木が生きていたら、今日が結婚式だった、
いや、生きていても、延期になるはずだった、と、打ち明ける。
それを、陰で聞いている、朝日奈=小木。
そして、また、私には、駿介のために、することがない、と、
颯乙は、愚痴るのだった。
ちょっと、しつこいね、この伏線は。

このしつこさは、まだまだ、続く。
颯乙は、駿介が、雷に打たれて、死んだ橋の上に、花束を置いて、祈る。
そこへ現れた朝比奈=駿介に、颯乙は、駿介の指輪を、再び、返す。
駿介の夢を、代わりに、実現しようという朝日奈が持っている方が、相応しいと。
うーん、かなり、いじけているね、颯乙って女は!!
ウジウジして、しつこいぜ!!!

この回の最後のほうになって、話は、急展開した。
それは、朝日奈=小木が、脱税容疑で、逮捕されてしまったから!!
これは、黒幕の人物に操られた、熊田が仕組んだことで、
さらに、どうやら、颯乙の上司・菱沼弁護士も、絡んでいるらしい。

弁護士というのは、正義の味方と思ってきたけど、最近のいろんな事件や
裁判をみると、悪徳弁護士が、たくさんいることに、気づいたぜ。
えっ、気づくのが、遅いって!?

さあ、ダークな連中に、四面楚歌状態の、朝日奈=小木は、どうなるのか?
留置されれば、社長業も、野球のプロテストも、出来なくなる。
裁判でも、始まれば、有罪になるかもしれない。
ここで、いよいよ、颯乙が、役に立つ時が、来たんだと思う。
それは、来週の、お楽しみだ。




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「働きマン」第5話 必要悪と言い出したら会社は終わりだ [TV]

今回のテーマは、有名人の不倫スキャンダルだった。
菅原文哉(津田寛治さん)は、いろんなところへ、張り込んで、
スキャンダルのフォトを撮るのが、仕事だ。

ただ、張り込みは、不審者やストーカーと間違えられて、警察に通報されて、
逮捕され、留置されることも、まま、あった。
そんなこんなでも、菅原は、9年間も、その仕事を、続けているという。

現在、菅原は、有名俳優と、歌手の、不倫スキャンダルを、追っていた。
一人で張り込んでいると、ストーカーや不審者と、思われやすいので、
課長は、誰か、女性と一緒に、張り込ませようとした。

最初は、渚マユ(平山あやさん)に、白羽の矢方が、立った。
ところが、一緒に張り込みをしてみると、菅原と、マユは、全然、馬が合わない。
けんかばかりしていて、とうとう、マユは、逃げ出してしまった。

一方、主人公の松方弘子(菅野美穂さん)は、恋人の山城新二(吉沢悠さん)と、
自宅で、食事の約束をしていた。新二に、肉じゃがを作ってあげて、
奥さんみたいなところを、見せたい、ということ。
すれ違いばかりの二人の現状を、なんとか、打開したい、という、
弘子の気持ちが、よく、現れていた。

ところが、新二は、急な接待で、ドタキャンだああ!! アホか!!
弘子は、ガックリしているところを、菅原との張り込みに誘われ、
予定がなくなって、勢いで、いくことになってしまった。

張り込んだ末、とうとう、お目当てのショットを撮ることに、成功した。
まあ、これは、菅原が、ちょっと、離れている間に、弘子が、撮ったんだけど、
菅原に言わせれば、ツーショットじゃないんで、説得力に、大きく、欠けるということ。

でも、とにかく、スクープだ。職場の連中は、編集長を入れて、祝賀会だよ!!!
こういう仕事って、達成が分かりやすいし、達成感が得やすい仕事だよな。
人間が、単純になっていくのが、怖い気がするけど。

ところが、同じネタを、スポーツ誌に先を越されて、
週刊「JIDAI」の連中は、こんどは、意気消沈。
差し替えの紙面つくりに、奔走するのだった。あーあ。
でも、菅原だけは、二人の愛の巣は、まだ、知られていないと、
弘子と一緒に、張り込むのだった。

印刷に回す、ギリギリの時間に、とうとう、菅原は、二人のツーショットの
撮影に成功する!!!
ところが、激撮された、俳優は、「こんなことして、恥ずかしくないのか!!」と、
菅原と、弘子に、言って、非難するのだった。
それを聞いて、菅原は、ピタっと、去りかけた足を、止めた。
でも、弘子は、これが、私たちの仕事だ、と、開き直る。

うーん、どっちも、どっちなんだよね。
妻子持ちの俳優は、不倫しているくせに、人のことを、「恥ずかしくないのか!!」
と、言えた義理じゃあないだろう!!!!!!!

そんな醜態を、エサに、週刊誌を売っている、弘子たちも、
「盗撮が、自分の仕事だ」、と胸を張って、言える立場じゃあ、ないだろう!!!!

週刊「JIDAI」が生きていくために、ゴシップ記事は、必要悪と、
このドラマは、強調しているが、全くの詭弁に過ぎない。
なんか、この辺、日テレも、
同じマスコミとして、このドラマを通して、不倫スキャンダルを、
正当化しているような気がする。

会社が、必要悪なんて、言い始めたら、ヤバイぜ。
あの「赤福」だって、製造日を偽装しなければ、生きていけない。
だから、必要悪なんだ、なんて、「赤福」社員たちは、言い合っていたんじゃないか。

新二は、ドタキャンした埋め合わせにと、弘子の会社まで来て、
弘子を食事に誘うが、弘子は、仕事で、無理という話。
うーん、ホント、すれ違いも、ここまで、くると、なんか、危ない。

実際、新二は、呑み屋で、上司に、ヤバそうだ、と、本音を言っている。
こうして、1つの恋愛が破綻して、他の女に、いってしまうのかな。
だからさ、一緒に、住んじゃえばって、言ってるんだけどなあ。
事実婚というのが、あるじゃないか!
親とか、親戚とか、どうでもいいし、ほっとけばいいのに・・・
何に、こだわって、いるんかな、弘子と新二よ!





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