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新連続ドラマ「4姉妹探偵団」緊迫感ゼロの放火殺人事件 [TV]

1月18日(金)から始まった、テレビ朝日の新連続ドラマ
「4姉妹探偵団」を、見た。最近、各TV局の新連続ドラマを、
立て続けに見ているけど、玉石混交、ピンキリで、そのバラツキが、面白い。

赤川次郎さんの小説のテレビドラマ化。
赤川さんは、私の高校の大先輩なのに、私は、ほとんど、読んでいない。
以前読んだ感じでは、わが高校の雰囲気に近い、小説だと思った。
えーと、民主党の管直人さんも、同じく、母校の大先輩だけど、確か、
赤川さんと、同学年だったっけ。間違っていたら、ゴメン!

このドラマは、若い女優が、4人も出てくるのが、1つの特徴だ。
長女・佐々木真里を、中越典子さんが演じている。
映画「ストロベリーショートケイクス」では、中越さん、凄い役をやったのが、
私の印象に、残っている。3人の妹たちに囲まれると、中越さんも、
老けたなあ、と、しみじみ、思ったぜ。

二女・綾子は、加藤夏希さんで、他の3人とは、かなり、違った味を出している。
外人ぽいマスクで、なかなか、カッコイイね。

三女・珠美は、市川由衣さんが演じていて、今回は、一番、目立たなかった。
1月26日から公開される、映画「音符と昆布」で、池脇千鶴さんと、
共演するので、ちょっと、注目している。

そして、四女・夕里子を、一番若い、夏帆さんが、やっていた。
この夕里子役が、今回は、主役みたいで、夏帆さん、頑張っていた。
映画「天然コケッコー」の時の夏帆さんの天然ぶりは、このドラマでも、
発揮されていたけど、襲われる場面とか、緊急の事態での、夏帆さんの
演技は、やや、物足りなかった。

この4姉妹に母親はいなくて、父親役は、あの竹中直人さんだ。
しかも、大学の准教授だっていうから、笑っちゃう。知性のカケラもない
竹中さんに、全く、合っていないぜ!!!!
竹中さん、いろんな映画やTVに出てくるけど、その割には、全然、
演技力が、進歩しない、不思議な俳優だ。

今回は、放火魔がテーマ。こういうの、TVでやると、真似するバカが
いるから、困るよ。しかも、殺人事件が絡んだ放火だよ!
4姉妹の自宅が、しっかり、全焼してしまう。

警察は、単純に、姿を消している、4姉妹の父親を、容疑者としていく。
焼け跡から発見された、焼死体の女性が、父親の教え子だというので。
そんな警察の安易な捜査を補完していくのが、若い刑事・国友靖之だ。
国友は、吉沢悠さんが演じていて、先日の「働きマン」を思い出した。

TVの刑事ドラマの常套手段、一番怪しくないヤツが、実は、犯人、
という手法を、今回も、使われてしまった。陳腐、陳腐!
その犯人に行き着くのは、なんと、4女の夕里子の探偵活動と推理の
お陰なのだ・・・・・・ うーん、ちょっと、無理筋かな・・・・・

休講届けの偽造を見破るのに、国友が、協力する。
しかし、チャチなトリックに、正直、脱力した。
設定の「横浜中央警察署」には、国友を除いて、アホな警官しかいないのか?
しっかりしろ! 神奈川県警!! えっー、フィクションだって?!

4姉妹の叔母役で、室井滋さんが、張り切っていたし、その内縁の夫役で、
生瀬勝久さんが、出演していた。生瀬さんは、映画「沙羅双樹」の演技で、
強烈な印象を、受けたことを、思い出した。

まあ、それはともかく、犯人と、夕里子の、立ち回りは、案外、
見ごたえが合ったな。ちょっと、ハラハラした。

放火殺人なんて、極悪な犯罪事件を、とっても、軽く見せている、このドラマ。
なんだろう、この無責任さは???
赤川ノベルスのノリの良さを、勘違いした、脚本なのか???

自宅が全焼しているのに、能天気な、4姉妹。
こんなヤツら、ホントに、いるのか???
自分が犯人だって、宣伝するような、犯人夫妻の行動の不自然さ。
次回も見るか、よーく、考えようっと!!!







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