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「働きマン」第10話 結婚を諦め生涯独身の弘子に未来はあるのか [TV]

今回は、働きマンの松方弘子(菅野美穂さん)の父親が、
上京してくるって話で、あまりに定型、あまりに陳腐で、退屈だった。
もちろん、どんな女性にも、父親はいる、生きていれば。

でも、ちょっと、この父親、ひどすぎない???!!!
弘子の状況も確認しないで、葉書一枚で、いきなり、会社の前だ、なんて!?
当然、娘の了解を得てから、上京すべきだよ。
年末の忙しい時期に、押しかけるなんて、最低! 最悪!

それから、娘の部屋に泊まりたい、なんて、いまどき、ありえない。
もう28歳にもなる、大人の女の部屋にだよ!?
ホテルとか、取っておくのが。常識ってもんだ。親しき仲にも礼儀あり。
無理やり、父親と娘の交流を描いているきらいアリ。

父親の目的は、娘の結婚に、プレッシャーをかけるためだ。ナンセンス!
弘子の妹が、最近結婚して、姉の先を越したなんて、つまらないことで、
上京してくるなんて、何を、考えているのか。
こんな親、リアリティに、欠けているよ。

弘子に、くだらない雑誌の仕事していると、非難するが、
一方では、非難している雑誌の、会ったたことも無い、編集長やデスクに、
年賀状を送るとは、どういうことなんだろう??? 理解に苦しむ。
自己矛盾しているし、ともかく、非常識だよ!

父親に、昔の「週刊JIDAI」の方が、面白くて、熱かったなんていわれて、
変に、気にする、弘子も、弘子だ。爺さん世代に、迎合しているのか??
中学生のときに読んだ、印象的な記事を、編集長が書いたって、
そんな回顧的な展開は、年寄りには面白いけど、私には、我田引水に見える。

こんな、ありもしない父親像を作り上げて、視聴者は、涙を流して、
感動すると、思っているんだろうか? 侮っているぜ!!!
そして、田舎へ帰る前に、マーボー豆腐を作っていく親父って、
そんなヤツ、いないって!!!  あーあ、疲れた・・・・・

父親が上京している最中に、地下鉄の補修工事現場で、崩落事故が起きて、
弘子は、深夜、デスクに呼び出される。
後輩の田中(速水もこみちさん)と、行ってみると、多くの負傷者たちと、
警察・消防などが、ごった返す、凄い現場となっていた。

菅原(津田寛治さん)は、事故現場の写真を取り巻くっていたが、
弘子は、野次馬たちが、携帯電話で、写真や動画を撮っていることに気づいた。
そして、菅原に、この野次馬たちを、撮影するように、強く言う。

結局、事故現場の写真は、新聞と大差ないし、週刊詩の「JIDAI」としては、
そういう野次馬に、焦点を当てて、記事を書くべき、という弘子の
主張が通り、その記事が、好評という展開だった。

だが、待てよ、と、私は、考えた。
野次馬の行動の、どこが悪いんだろう、と、思った。
マスコミだって、そうやって、一般人が、撮影した、映像とかを、
ニュースで、使ったりしているじゃあないか。
新聞や週刊詩のカメラマンが撮影するのと、一般人が撮影するのと、
今の時代、どう違うというのだろうか????

それに、怪我をしたり、苦しんでいたり、悲しんでいたりする被害者たちを、
無理やり、取材するのは、マスコミの連中では、ないか!
遠巻きに、おとなしく、眺めたり、撮影したりしている、一般人を、
週刊誌の弘子たちが、非難する資格は、私は、無いと思う。

弘子の記事を、遠く、金沢で読んだ父親が、当分、結婚は無理、と、
つぶやくシーンがあった。上京して、弘子の男関係や、生活態度からも、
近々の結婚は、諦めていたんだろうけど、最初から、結婚なんて、
本人に、任せておけばいいのだ!
いい加減、子離れしないと、定年後は、地獄だよ、お父さん!!!!

いよいよ、来週は、最終回だ。どんな展開で、どう、ケリを付けるのか。
でも、元彼の山城新二(吉沢悠さん)との、仲直り → 結婚、という
陳腐なスキームだけは、やめてくれ!!
働きマンならば、弘子は、男を諦めて、生涯独身で、定年を迎えて欲しい。

ところで、豪胆社は、女性のデスクとか、編集長って、あり得るのかな???
弘子が、生涯独身で、定年まで、仕事を頑張っても、出世の道が、
閉ざされているなら、空しい働きマンだよね・・・・・・・・・・






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